猫がいきなり噛みついた!考えられる原因3つと正しい対処法

猫がいきなり噛みついた!考えられる原因3つと正しい対処法

飼い主さんが撫でている時などに、愛猫が突然噛みついてきた…ということはありませんか?このような猫の「噛む」行動には何らかの原因が隠れています。本記事が適切な対処法を身に着けるための参考になれば幸いです。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.歯の生え変わり

口を開ける猫

猫は歯の生え変わりの時期に、歯茎がむず痒くなるため目についたものを噛んでしまうようです。

猫の歯はまず永久歯が乳歯を押すようにして生えてきますが、歯の種類によっては同時に生えている時期を経て抜ける歯もあります。また生え変わりの時期は『生後3ヵ月~7ヵ月の間』と言われていて、これも個体差があります。

この時期は特に人の手にも噛みついてきたりしがちですが、ここで手を噛ませる癖をつけてしまうと成猫になっても人の手は噛んで良いものと認識してしまいます。

子猫が何にでも噛みつき始めたら歯の生え変わりのサインの可能性が高いため「噛んでも良いおもちゃ」を与えつつ、飼い主さんの手では絶対に遊ばないようにする必要もあるでしょう。

2.しつこくされた

撫でられる猫

たとえ猫のほうから「撫でて♡」と来たとしても満足するまでの時間は案外短いものです。そのため猫が「もういい」と感じているにも関わらず撫でるのをやめなかったりした場合、飼い主さんの手に噛みつくことで「やめて!」と訴えます。

撫でるのをやめるタイミングは猫のしっぽなどを見ていれば分かります。満足した後も撫でられ続けると次第にイライラしてしっぽをバタバタと振り始めます。このタイミングで猫を解放してあげなければ攻撃が飛んでくるのです。

猫の中には飼い主さんが満足するまで撫でさせてくれる子も存在しますが多くの猫は自分が満足したタイミングでやめて欲しいと感じるようなので、愛猫の「もういいよ」のサインを見逃さないようにしましょう。

3.病気やケガ

診察中の猫

普段は撫でられても平気な場所に触られるのを急に嫌がるようになることがあります。その場合はその部分に痛みや異常がある可能性が高いでしょう。

そのような、普段とは違う行動が見られる場合には早急に原因を突き止める必要があるため、動物病院を受診することをお勧めします。

飼い主さんの留守中に何らかのアクシデントが起きていて思わぬケガをしてしまったということもありますし、病気などでその場所に何かが起きているため触られるのを嫌がっている可能性もあります。

何の前触れもなく急に攻撃をしてきた場合にも、何らかの病気の可能性が考えられます。このようなた場合も、速やかに動物病院に連れて行くほうが良いでしょう。

まとめ

手を噛む猫

猫がいきなり噛みついてくるのには、きちんとした理由があります。その多くは飼い主さんが適切な対処をすることで回避できますが、愛猫の様子が普段と違う場合にはできるだけ早く動物病院を受診することで、病気やケガの早期発見にも繋がります。

また子猫のうちに手で遊ばせてしまった場合は、その人の手をおもちゃ扱いすることもあります。

この場合、多くの猫は「人の手」をおもちゃと認識してしまいますが、稀に「特定の人の手だけ」をおもちゃとして認識する子もいるようです。家族の中で1人だけが手を噛まれるというケースでは、その人だけが愛猫と遊ぶ際に手をおもちゃ代わりにしていた、ということもあるでしょう。

いずれにしても、愛猫がいきなり噛んでくることがあれば、まず飼い主さんの直前までの行動を振り返ってみることが大切かもしれませんね。

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