1.小さな頃から人間と関わっている
![膝の上の子猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/d3abe98cb43c95c6f2adf2d3b9b693d4.jpg)
猫は、本来あまり鳴くことのない動物です。鳴き声を出せば、外敵に見つかってしまうからです。野良猫の時期が長かった保護猫は、鳴くことが少ないと言われています。
しかし、小さな頃から人間と暮らしていると、人間が言葉でコミュニケーションをとっているのを知っています。そこで、猫も鳴いてコミュニケーションをとろうとするために、よく鳴くようになるのです。
ただ、猫の鳴き声が近所迷惑になることもありますよね。その場合は、防音対策をして対処しましょう。引っ越しや家の改修は急にはできませんが、防音シートや防音マット、防音カーテンなども市販されているので、検討してみてはいかがでしょうか。
2.鳴くと要求がかなうと学習している
![こちらを見て鳴く猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/5/1814d7c80b40ef29187beaf23727cc48.jpg)
鳴くことで、ごはんがもらえたり、遊んでもらえたという経験があると、鳴くと要求が応えられると学習し、よく鳴くようになります。
猫が要求で鳴いている場合は、何を求めているのか、まず理解することです。例えば、ごはんの時間になった、あるいはごはんが足りない、トイレが汚れているのできれいにしてほしいという要求なら、応えてあげる必要があります。
しかし、おやつが食べたい、などの場合は、鳴かれるたびにおやつを与えてしまうと、猫の体のためにもよくありません。このような要求には反応しないことです。鳴いても無駄だ、とわかれば、要求鳴きはしなくなります。
3.甘えん坊な性格の子が多い
![振り返って鳴く猫](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/8/86ad12ed7cb0f7bd2a1ef6fccb32d40c.jpg)
性格によっても、よく鳴くか鳴かないかの差があります。自立心が強かったり、おとなしい性格の猫はあまり鳴くことはありません。よく鳴くのは甘えん坊の性格の猫で、飼い主に構ってほしくて鳴くのです。
それなのに飼い主が留守がちだったり、いつも忙しそうにしていると、ストレスを抱えてしまうことがあります。毎日少しずつでもいいので遊んであげたり、スキンシップも大切にしましょう。
4.よく鳴く猫種
![鳴いているベンガル](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/2/a4d8a0b9731a23029eda25acaa05db90.jpg)
よく鳴くか鳴かないかは、猫種によっても差があります。ペルシャやヒマラヤン、エキゾチックショートヘアなどは静かであまり鳴くことはありません。
反対に、シャムやベンガル、サイベリアンなどはおしゃべりが大好きです。特に子猫の頃はよく鳴きます。成長するにつれて鳴くことが少なくなりますが、集合住宅などで周囲への配慮が必要な場合もありますね。
これから猫をお迎えするという場合は、よく鳴く猫種かどうかということも参考にされるといいのではないでしょうか。
まとめ
![缶バケツの中で鳴いている子猫数匹](https://d234ijcs2twthi.cloudfront.net/c/nekochan.jp/pro/resize/700x500/100/5/55be011ac06a49b74692eebcccf42aa5.jpg)
猫の中には、おしゃべりが大好きな子がいます。一生懸命に話しかけてくれる姿は、愛おしいものです。ただ、夜中に鳴かれたりして困ることもあります。要求鳴きがひどい場合などは、きちんと対処しましょう。
これまであまり鳴かなかった猫が急によく鳴くようになった場合は注意が必要です。ストレスを抱えていたり、高齢猫では認知症の可能性があります。あるいはケガや病気で痛みがあるのかもしれません。いつもと様子が違うと感じたら、動物病院を受診して下さいね。