1.猫じゃらし
「猫じゃらし」を動かすと、反応する猫は多いですね。気のないフリをしていても実はじっと動きを追っていて、しばらくするとたまらず飛びかかってきます。
特に、猫じゃらしで小動物の動きを真似ると、猫の狩猟本能が刺激されますよ。どんなにすましていても、目の前で猫じゃらしが動いていたら猫は無視することはできないようです。
もちろん、猫によっておもちゃの好みは違いますので、猫じゃらしでは反応しない猫も。また、猫じゃらしにも様々なタイプがありますし、色々なおもちゃで試してみて下さいね。
2.レーザーポインター
猫じゃらしよりも多くの猫が食いつきやすいと言われるのが「レーザーポインター」。光を動かして見せると、猫は夢中になって追いかけます。
猫を振り向かせたい時に効果的なアイテムではありますが、このレーザーポインターの使い方にはじゅうぶん注意する必要があります。
レーザーポインターは、猫の皮膚や目に当てると害を及ぼす危険性があります。猫用として販売されているレーザーポインターは、最も弱い「クラス1」の光を使用していますが、それでも十分気をつけて遊ばせて下さいね。
また、レーザーポインターの光は実際に触れることができず、猫がイライラしてしまうことがあります。激しい動きや長時間の使用は控えましょう。
3.暖房器具
寒い日には、猫は日向で丸くなって寝ていることがありますね。寒がりな猫は、暖かい場所を見つける天才です。それもそのはず、猫の鼻はセンサーの役割も担っていて、0.5度の温度差でさえ感じることができるとか。少しでも暖かい場所があれば、すぐに察知して移動するのです。
そんな猫たちなので、「暖房器具」をつけたらそばに来ないわけがないですよね。いつの間にか、ファンヒーターの前や、コタツの中に潜り込んでいたりします。
ただし、鼻以外の部分は鈍感なようで、ストーブで被毛やヒゲを焦がしてしまうことも…。暖房器具を使用する場合は、十分注意して下さいね。猫用の暖房器具を置いてあげてもいいでしょう。
4.おやつ
猫を振り向かせる最終手段はやはりこれですよね。猫が大好きな「おやつ」。おやつを見せれば、大概の猫は飛んでくるのではないでしょうか。まだあまり懐いていない時でも、おやつを食べさせると距離が縮まるかも知れません。
おやつは、飼い主と猫とのコミュニケーションツールとしても有効ですが、与え過ぎには気をつけて下さいね。特別な時やご褒美として与えるなど、おやつを食べさせるタイミングにも注意しましょう。
まとめ
ツンデレなのは、単独行動で生きてきた猫の習性。それは、仕方のないことです。そんなツンデレが魅力でもありますが、振り向いてほしい時もありますよね。今回ご紹介したような猫に振り向いてもらうためのアイテムを用いて、試してみて下さい。
それでも猫が乗り気でない時は無理強いをしないようにしましょう。構い過ぎは猫にストレスを与えてしまいます。
適度な距離を保ちつつ、猫が求めている場合にはたくさん愛情表現をしてあげて下さいね。