足元でゴロ~ンと寝転ぶ猫の気持ちを知ろう!
猫が飼い主さんの足元でゴロ~ンと寝転ぶ姿は可愛らしいものです。仰向けになって急所であるお腹を見せてくれた時には、「心を許してくれているのだな」と実感して嬉しくなりますよね♪ところで、あえて飼い主さんに近づいてきて足元で寝転ぶことには、どのような理由があるのでしょうか?猫なりのワケと、飼い主さんがどう対応すると猫が喜ぶのかを解説します。
猫が足元で寝転ぶ理由と適切な対応
1.愛情表現
猫が飼い主さんの足元でお腹を見せて寝転ぶ場合、愛情表現をしていると考えられます。お腹は動物にとって急所なので、警戒心の強い猫は通常できるだけ見せないようにして過ごしたがるものです。急所をあえて見せて無防備な姿になるのは、「あなたを信頼しているよ」「あなたと一緒にいると安心できるよ」という気持ちの表われなのです。
大好きな飼い主さんにしかしない愛情表現の一種なので、その気持ちをしっかり受け止めてぜひ飼い主さんからも溢れる愛を伝えてあげてください。「大好きだよ」「可愛いね」などと声をかけながら、優しく体を撫でたりすると愛猫も喜んでくれるでしょう。
2.甘えている
猫が寝転んで飼い主さんを見つめたり喉をゴロゴロ鳴らしたりしている時は、甘えたいという気持ちがあるようです。子猫は母猫に甘えたい時に、寝転んでお腹を見せて気を引くという仕草をします。飼い主さんのことを母猫のような存在だと認識している猫は、同じように寝転びながら「甘えたいよ~」とアピールするのですね。
甘えたいアピールを無視されると猫も傷ついてしまうので、愛猫が満足するまで甘えさせてあげましょう。タイミング悪く忙しい時に甘えられた場合も、ほんの数分だけでも時間をつくってスキンシップをとるようにしたいですね。
ただしお腹を見せて甘えてきても、いざお腹を撫でられると怒りだす猫もいるので注意してください。急所であるお腹は、いくら信頼している飼い主さんにも触られたくないという子は多いのです。「お腹を見せる=お腹を撫でてほしい」というわけではないことを覚えておきましょう。
3.構ってほしい、遊んでほしい
猫は飼い主さんに甘えたくて足元で寝転ぶのと同様に、「構って!」「一緒に遊ぼう」という要求やお誘いをするために、足元に寝転んで飼い主さんの気を引こうとすることがあります。寝転んで体をクネクネさせてアピールする猫もいるので、ユニークな動きに驚いてしまう飼い主さんや、思わずクスッと笑ってしまう飼い主さんもいることでしょう。
愛猫からの可愛いおねだりやお誘いがあった時は、ぜひ相手をしてあげてくださいね。せっかく猫の気分が乗っているので、おもちゃを使って遊ぶことで運動不足解消やストレス解消ができるとよいですね。
まとめ
飼い主さんの足元で猫が寝転んでいる時は愛情表現をしていたり甘えていたり、何かしてほしいことがあったりするようです。ゴロ~ンとお腹を見せることで気を引きたいという可愛らしい心理も隠れていると思えば、足元で寝転ぶという愛猫の仕草がますます愛おしく感じますね。
甘えたいというアピールや遊びのお誘いをしているのに、飼い主さんがそのことに気づいてくれないと猫は悲しい気持ちになってしまうかもしれません。愛猫の気持ちを察して、スキンシップをとったり一緒におもちゃで遊んだり、猫が満足する対応を選んであげてくださいね♪