猫がトイレやお風呂についてくる理由
飼い主さんがトイレやお風呂に行くと必ずついてくる猫がいますよね。猫といえば水が苦手な印象が強いですが、なぜなのでしょうか。5つの真相を紹介いたします。
1.飼い主さんが大好きだから
トイレについてきて、出待ちをするのは飼い主さんが大好きな証。甘えっ子な猫は、片時も離れたくないのです。
2.毎日飼い主さんが入る場所だから
トイレもお風呂も基本的には飼い主さんが一緒の時か、飼い主さんのみが入る場所です。
自由に出入りできない部屋なので、猫としては気になる場所になります。
3.水の音が気になる
水自体は嫌いでも、水の音は気になります。
毎夜聞こえてくるシャワーの音や、びしょ濡れになって出てくる飼い主さんの様子が気になり、「何やってるんだろう?」という疑問がわくのでしょう。
4.「良いことがあるかも!」という期待
飼い主さんについて行ったらご飯が出てきた、おやつが貰えたなど、嬉しい体験を過去にした場合は期待している可能性があります。
「また美味しいものが貰えるかも」と思っているのです。
5.「〇〇してほしい」という欲求
期待ではなく、具体的な欲求がある場合もあります。「ご飯がほしい」「遊んでほしい」「甘えたい」などです。
「水まわり」のストーカーの注意点
いわゆる「水まわり」のストーカーでは、いくつか気をつけてほしいことがあります。
水による事故
お風呂の残り湯を活用するために溜めているご家庭もあるでしょう。興味本位で浴室に立ち入った愛猫が浴槽に落ちてしまったら一大事です。
浴槽に蓋をするのはもちろんのこと、浴室自体に入らないように気をつけましょう。
必要ならば「ストッパー」を取り付ける
好奇心旺盛で執着心が強い猫は、気になる部屋に何とかして侵入しようと試みます。飼い主さんの行動を観察するうちに、いつの間にか扉の開け方を覚えているということも珍しくありません。
必要に応じてドアストッパーを取り付けるようにしてください。
危険な場所は最初から入れない
猫にはパトロールの習慣があります。縄張りに異変がないか見てまわるのです。室内における縄張りとは、「お気に入りの場所」「過去に立ち入った場所」です。
つまり、1度でも入ってしまうと点検せずにはいられなくなります。事故や怪我を防ぐためにも、危険な場所は「最初から出入り禁止」を貫くことが安全なのです。
まとめ
猫がトイレやお風呂についてくる理由は「気になるから」だけに留まらず、「期待や欲求」など様々なものがありました。
特に、甘えっ子な猫や好奇心旺盛な猫は積極的についてくるでしょう。行動自体に問題はないものの、水まわりだけに怪我や事故には気をつけたいものです。
お風呂の残り湯を溜めているご家庭では、最初から出入り禁止にするなどの予防策を講じておいてください。