1.似たものに惹かれてしまう
家族として迎える猫と出会う時には、お互いに似たもの同士が惹かれ合うという説です。
人間の夫婦は、ルックス・考え方・知能的なこと・価値観・性格などが似ているからこそ魅力を感じるという化学的根拠があるそうです。そのため、猫も同じなのではと言われています。行動パターンや出入りする場所などを考えていくと、猫と人間の出会うタイミングも偶然ではなさそうです。
家族として迎える猫と人間の出会いも、似ているため偶然ではなく必然的なのでしょう。
2.行動パターンの方向性が似ている
一緒に暮らす時間が長くなると、お互いが一日の過ごし方を理解できるために似てくるという説です。
同居し始めた当初から、何も違和感なくピッタリくる相性はきっとあるでしょう。しかし、ほとんどの場合はお互いに探りながら距離感を作っていくのではないでしょうか?
猫と人間が無理をせず行動をするようになると、雰囲気や動きの方向性が似てくるようになるのです。
3.ミラーリング効果
一緒にいる相手へ無意識に合わせるため、似てくるという説です。
ミラーリングと言われます。我々人間は、一緒に暮らす愛猫に対して「可愛い、愛らしい、大好き」という感情を持ちます。好感を持っている相手と時間を共にすると、仕草や行動が自然と似てくるそうです。
静かに話したり、突然の動きを避けるようになるのも猫の行動を真似ているからなのでしょう。猫も人間の事を好きになってくれますので、お互いに徐々に距離感を縮めて似通っていくのでしょう。
まとめ
『猫と飼い主は似る』と言われているのはナゼ?気になる3つの説についてお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか?実は、いつも行く動物病院で見かける組み合わせを似ているなと思っていました。大きな声で話す人には騒がしい猫、穏やかな人には落ち着いた猫、というペアが多いのです。
お腹を壊して寝込んでいると、猫も次の日に同じく壊してしまうことがあります。一緒に暮らす猫に幸せになってもらいたいのであれば、私たち人間が幸せでなければならないという事なのですね!