猫に『かぼちゃ』を与えても大丈夫?3つの注意点と栄養素について

猫に『かぼちゃ』を与えても大丈夫?3つの注意点と栄養素について

ホクホクの食感と甘みがおいしいかぼちゃ。栄養価も高い緑黄色野菜です。そんなかぼちゃは、猫にも与えていいのでしょうか?与える場合は、どんなことに注意したらいいのでしょう?

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

かぼちゃの栄養素

絨毯の上のかぼちゃと子猫

かぼちゃはビタミンが豊富な栄養価の高い野菜です。その効果は人間だけでなく、猫にもメリットがあります。

ビタミンCには抗酸化作用があり、アンチエイジングやがん予防が期待できます。体内でビタミンCを合成できる猫は食事で摂取する必要はないと言われますが、年齢や体質によっては不足することがあるのです。

ビタミンEも血行を促進する効果があります。神経系や皮膚の健康維持に役立つビタミンB群も豊富です。また、食物繊維は便通をよくしてくれるので、便秘の改善に効果が期待できます。

ただし、かぼちゃに豊富に含まれているβ-カロテンに関しては、猫はビタミンAに変換する酵素を持たないため、あまり効果は期待できないようです。

かぼちゃはキャットフードの原料に含まれることもあります。猫が食べても害はなく、プラスになることも多いですが、与え方には注意が必要です。

1.実の部分だけ与える

かぼちゃを見ている子猫

かぼちゃの実の部分なら猫も食べることができます。種と皮は、消化不良を起こすことがあるので、取り除いて下さい。

食べやすいよう小さくカットし、必ず加熱しましょう。生のかぼちゃは胃腸の負担になるので与えないで下さいね。

2.味をつけない

籠の中のかぼちゃと黒猫

かぼちゃに味をつけないとおいしくないのでは?と思ってしまうかもしれませんが、猫が食べる分に味つけは不要です。人間にとって薄味でも、体の小さな猫には塩分や糖分の摂り過ぎになってしまいます。

体調に影響を与える可能性があるため、猫に与えるかぼちゃには味をつけないで下さいね。

3.与え過ぎない

色々な種類のかぼちゃと子猫

かぼちゃは猫が食べても害はありませんが、与え過ぎはいけません。カロリーが高いので、食べ過ぎると肥満につながります。与える場合は少量にしましょう。猫がほしがっても、それ以上は与えないで下さい。

稀にかぼちゃでアレルギー反応を起こす猫もいます。初めて与える時は、ごく少量を、様子を見ながら食べさせて下さい。

アレルギー症状としては、下痢や嘔吐、かゆみ、目の充血などがあります。これらが見られたら、動物病院を受診しましょう。アレルギー反応は食べてもすぐに起こらないこともあります。

まとめ

ハロウィンの仮装をした猫

猫がかぼちゃを食べる、と聞くと意外かも知れませんが、かぼちゃが好きな猫は多いようです。栄養価も高く、猫の健康維持にもメリットのある野菜なので、与え方に注意しながら、時々食べさせてあげるのもいいでしょう。いつものフードに少量混ぜてあげてもいいですね。

ただし、いくら栄養価が高いからといって、猫が食べようとしない場合は無理に与えないで下さいね。

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