猫はどんなときに楽しくなる?
人間のように、笑ったり言葉に出して楽しさを表現することはありませんが、猫だってルンルン気分になることがあるんです。おもちゃで遊んだり、何かに夢中になっているときは楽しいと感じているようですよ。
室内で飼われていても、猫には野生の本能があります。猫じゃらしを獲物に見立てて、狩りを模した遊びをしてあげると、本能が刺激され、熱中して楽しいんでくれるはず。猫が楽しんでいるかどうか、その仕草を見ればわかりますよ。
1.しっぽを立てる
猫の感情はしっぽによく表れます。機嫌がよいときは、猫はしっぽを立てていることが多いです。楽しい気分のときはしっぽが上がっているのです。しっぽを立てて、ゆらゆらと揺らすこともあります。
猫は機嫌の悪いときもしっぽを振るのですが、この場合は床に打ち付けるようにバタンバタンと強く振るので、区別がつくのではないでしょうか。
飼い主に甘えているときも、よくしっぽを立てて近づいてきますね。
2.ヒゲが前を向く
猫がルンルンな気分のときは、「ウィスカーパッド」と呼ばれる口元のぷっくりした部分がさらにふくらんで、何ともかわいらしい顔になります。これは「ヒゲ袋」とも言われ、ここからヒゲが生えています。
猫が楽しい気分のときは、ウィスカーパッドがふくらむとともに、ヒゲは上向き加減で前を向いています。
3.瞳が大きくなる
人間も「楽しい!」と感じているときは瞳がキラキラしていますよね。猫も同じように目を見れば楽しいと感じているかどうかがわかります。
猫が楽しい時は、瞳孔が大きくなります。周囲の明るさによって瞳が細くなったり大きくなったりする猫ですが、暗いときだけでなく、興奮しているときも瞳が大きくなるのです。遊んでいておもちゃを狙っているときなどは、特にまん丸な目をキラキラさせていますよ。
まとめ
猫が楽しいときは、さりげない仕草でわかります。それだけでなく、活発な猫では元気に走り回ったりジャンプしたりと、見ていて「楽しそうだなあ~」とほほ笑ましくなることもありますね。そんな姿に、こちらまで楽しくなっちゃいます。
猫と一緒に遊んであげて、ぜひ楽しい時間を共有して下さいね。