猫が『ストレス』だと感じる要因3つ ストレスが積み重なると…

猫が『ストレス』だと感じる要因3つ ストレスが積み重なると…

人には何でもないようなことでも、猫は繊細でストレスを感じやすい動物です。猫が心に負担をかけ続けると、体にも思わぬ悪影響を引き起こしてしまうことも…。飼い主さんが気をつけてあげたい猫の大きなストレス要因についてご紹介します。

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記事の監修

大阪府立大学生命環境科学部獣医学科卒業。その後、約10年に渡り臨床獣医師として動物病院に勤務。予防医療、行動学、老犬の介護問題に興味を持っています。正しい知識と情報を多くの方に伝えたいという思いからWEBライターとして動物関係の記事を執筆しています。

1.構われ過ぎ

怒っている猫

猫は基本的に自分の好きなように行動するのが好きな動物です。体を拘束されて自由を奪われることや猫が不快に感じるほどしつこくされる行動に対し、強いストレスを感じてしまいます。

  • 過度なスキンシップ
  • 追いかけまわす
  • お手入れの強要

例えば、猫が嫌がりやすい尻尾や足先、弱点のお腹などを触ったり、嫌がっている愛猫のお手入れを無理やり行ったりするなどの飼い主からの一方的な行動が挙げられます。

猫は嫌なことをされると覚えているので、このようなストレスが頻繁に続くと、対象となる物や人を見るだけでも逃げるようになってしまいます。

2.生活環境の悪化

隠れる猫

完全室内飼いが一般的になった猫の場合、室内の環境が整えられていないと、大きなストレスを感じてしまいます。

  • トイレや寝床が不衛生
  • 爪とぎがボロボロのまま
  • 隠れるような場所がない

猫は性格的にキレイ好きで自分のテリトリーをとても大切にする部分を持っています。とくにトイレは、猫にとって健康を左右する大事な場所です。不衛生な状態が続くと、猫の性格によってはトイレを我慢してしまう事もあるため、泌尿器系の病気も心配です。

多頭飼いの場合は、猫の頭数に見合ったトイレや寝床の数、隠れるスペースを用意してあげましょう。猫がストレスを感じた時に逃げこめる場所がいくつかあると、心の負担を減らすことができますよ。

3.運動不足

ボールで遊ぶ子猫

猫が本来持っている狩猟本能を満たすためにも、飼い主さんがおもちゃで思い切り遊んであげる時間は必要不可欠です。

運動不足によってストレスが積み重なると、気分転換がうまくできずに無気力状態に陥ってしまうことも。また、ストレスだけでなく肥満によって引き起こされる病気にも気をつける必要があります。

  • 糖尿病
  • 心臓病
  • 関節炎など

完全室内飼いの猫の多くは行動範囲に限りがあるため、つい運動不足になりがちです。運動不足、ストレスの解消には、上下運動ができるキャットタワーを設置するなどで環境から整えてあげましょう。

まとめ

耳を伏せている猫

猫はとても賢く繊細な動物です。ある程度の生活スタイルは飼い主さんに合わせようとする猫ですが、ストレスのかかる状況が続くことで、心だけでなく、体にも大きな負担がかかります。

猫も人と同じようにメリハリのある規則正しい生活を送ることができれば、気持ちよく元気に過ごすことができるでしょう。

猫がストレスに感じてしまう要因を飼い主さんがスムーズに判断・解決することで、お互いがリラックスできるような環境を作っていきたいですね。

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