1.ベランダへのジャンプやすり抜け
洗濯物を干したり植物の水やりに出る際に、猫がベランダの塀にジャンプをしてドキッとした瞬間はありませんか?
150cmほどの高さであれば、猫は助走なしにジャンプすることができます。頭が入る隙間があれば、手すり同士の間、床との間からもスルリと抜けてしまいます。ベランダからの脱走や落下は2階以上だけの問題ではありません。
猫の能力をしっかりと把握して、全ての箇所で万全の対策をしておく方が良いでしょう。
2.オモチャを食べて詰まらせる
口の中に入れていたオモチャを飲み込んでしまい、喉を詰まらせそうな瞬間にドキッとしたことはありませんか?
猫は、基本的に口の中に入れて物の安全性を確かめます。そのため噛むだけではなく、思わず飲み込んでしまうことも多くあります。プラスチックや金具が使われているオモチャ、長いヒモ状のオモチャは飲み込んでしまうと簡単に出すことはできません。
食べてしまえる大きさのオモチャは、人間と一緒に遊ぶ以外は片付けておきましょう。
3.高いところから降りられない
上手に登った猫が、降りられなくて困っている瞬間にドキッとしたことはありませんか?
かぎ爪のため、爪を引っ掛けて降りることができません。ジャンプする、もしくはお尻から後退りして降りる以外に方法はありません。恐怖を感じた猫は声を出さないことが多く、居場所を特定できないこともあります。
猫が好むであろう高い場所には、降りるための段差を用意してあげましょう。
4.コンロに飛び乗って火傷
台所で火を使っている時に、コンロへジャンプしてドキッとしたことはありません?
調理中に自分の好きな肉や魚などタンパク質の匂いがすると、ジャンプしてしまう危険性があります。火が猫のお腹につけば火傷を負ってしまい、鍋やコンロなど熱いものに触れて肉球周りを怪我することもあります。
コンロに飛び乗る癖をつけない、熱いものに触れないように片付ける、コンロカバーをしたり電磁調理器に取り替えるなどの対策を施しておきましょう。
5.足元にまとわりついて踏む
猫を思わず踏んでしまい、ドキッとしたことはありませんか?
猫は上から襲われることがほとんどないため、人間から踏まれることが多いようです。特に、物を持ちながら歩いているときに足元へスリスリしてくると、尻尾や手足を踏んでしまいそうになります。
足元へくると困る場合は、作業前に猫が好奇心を満たせるようにしてあげましょう。
まとめ
猫の危ない行動で飼い主が『ドキッ』としたシーン5つについてお伝えいたしました。
ヒヤリシーンは人間の寿命が縮んでしまいます。なるべく危険を回避し、できる防御策を施し安全な暮らしを提供できるようにしていきたいものですね。