猫に『羞恥心』はあるの?2つの説と失敗したときの心理とは

猫に『羞恥心』はあるの?2つの説と失敗したときの心理とは

猫は恥ずかしさを感じるのでしょうか?よく猫の仕草から恥ずかしさ感じているように見られます。しかし実のところはどのような心理が働いているのでしょうか?それでは、見ていきましょう。

猫に羞恥心はないのか、あるのか?!

顔をグルーミング中の猫

猫は周りを気にしていないため、他者からの評価を気にしないようです。

羞恥心は周りの反応を見た本人が感じるものです。周りを気にしないで行動する猫にとって、恥ずかしさはないと考えて良いでしょう。

しかし恥ずかしがっているように見える場合もありますが、その時の猫は恥ずかしがっているのでなく、他の気持ちを感じているようです。

1.失敗は認めたくないニャ!

黒板の計算ができなかった猫

羞恥心ではなく、失敗をした時にする猫の行動が恥ずかしそうに見えているだけ、という説があります。

猫が失敗をした後の行動は「転化行動」と言われます。失敗をした自分の気持ちを落ち着かせるために猫が自ら行動します。名前を呼んでも無視や知らんぷり、爪研ぎ、グルーミングなどが転化行動として見られます。

この行動が、「猫のプライドが高い」と言われる所以です。計算をきっちりとして行動を起こした自分が、失敗などするはずがない、と考えているのでしょう。ジャンプし損ねる、角を曲がり損ねる、オモチャをキャッチし損ねるなどの失敗後に転化行動をしているでしょう。

2.怒られるのは嫌だニャ…

こちらを伺うような表情の猫

粗相や失敗をした時に隠れたり逃げたりする行動も、羞恥心ではなく怒られたくないと思っているという説です。

粗相などをしてしまうと、ベッドやソファの下に隠れる猫たちもいるようです。恥ずかしさから隠れているのかと思いきや、怒られると感じ災難を逃れようとしている可能性が大きいのです。おしっこを漏らして怒られた経験から得た、猫の対処仕草かもしれません。

まとめ

カーテンに隠れている猫

猫に『羞恥心』はあるの?2つの説と失敗したときの心理とはについてお伝えいたしました。

いかがでしたでしょうか?やはり、猫も羞恥心があると思いたくなるでしょうか?猫の行動は他人の目を意識していないため、自由で気ままと言えます。この自由さは、羞恥心があると表現できないのかもしれません。

人間は、猫のことを勝手ものと思いながら憧れを抱いているでしょう。人間は羞恥心を持たなければなりませんが、周りを気にしない猫たちの行動は見習う部分が多いのかもしれませんね。猫たちから学ぶべきことは、まだまだ多くありそうですね。

スポンサーリンク