1.飼い主に何か起きていると思っている
飼い主さんが大好きな愛猫は、普段から飼い主さんのことをじっと観察しています。そのため「いつもと違う」という異変にはすぐ気づけるようですね。そして飼い主さんが落ち込んでいたり元気がなかったりすると、愛猫自身も不安に感じてしまうのだそうです。
一般的には「猫は心配するという感情を持っていない」とされているようですが、それにしては「大丈夫…?」と顔を覗き込んだりしてくれますよね。
もし「心配」の感情がなかったとしても飼い主さんの様子がいつもと違うことが不安なため、どうにかいつも通りになって欲しいと思ってくれているのではないでしょうか。
2.人の感情を汲み取っている
猫は平和主義で猫社会でもできるだけケンカをしないように「相手と目を合わせない」などの方法を取っています。これを聞くと、(実は猫って相当コミュニケーション能力に長けているのではないか?)と感じますよね。
そしてもし本当に猫のコミュニケーション能力が高いのであれば、飼い主さんが落ち込んでいたりする気持ちを何となくでも汲み取ることができているのではないでしょうか。
もちろん人間の全ての感情が理解できるわけではなさそうですが、それでも飼い主さんが落ち込んでしまっていれば(今はそばにいてあげたほうがいいのかな?)と感じて寄り添ってくれるのかもしれませんね。
3.自分より弱い者を守ろうとしている
猫は、自分よりも弱い者を守ったり労わったりする節があるのだそうです。よく家族がケンカしている時に割って入って仲裁しようとする猫のエピソードを聞きますが、これも同じような気持ちなのかもしれません。
普段の関係がどうであろうと、落ち込んでいる時の飼い主さんを「自分より弱い者」と認識し、元気になるまで労わってくれているのではないでしょうか。
もちろんこの説の真相は解明されていないそうなので、実際のところは猫にしか分かりません。しかし実際はどうあれ、もし子猫を守る母猫のような気持ちで飼い主さんのことも守ろうとしてくれているのだとしたら嬉しくなってしまいますね。
まとめ
猫は人間の持つ「悲しい」という感情が理解できない生き物だとされています。ですが、飼い主さんが落ち込んでいたり悲しんでいたりすると、いつものワガママを封印してでもそばに寄り添ってくれたりしますよね。
さらに、飼い主さんが病気になってしまった時もそばにいてくれる猫が多いようです。因みに、筆者宅の猫たちは飼い主の病気の重さを判断できるようで、症状が軽い時は普段通りに過ごし、寝込む必要がある時だけ大人しくなります(笑)。
愛猫が飼い主さんの様子を気にしてくれるのは「大好きだから」に違いありません。気分が晴れたら「もう大丈夫だよ、ありがとう!」と感謝の気持ちを込めて愛猫に接してあげてくださいね。