猫を飼う時に『狭い部屋』はNG?最高の環境を作り出す3つの方法

猫を飼う時に『狭い部屋』はNG?最高の環境を作り出す3つの方法

猫を飼う時の条件に部屋の広さを入れている方も多いと思います。ですが本当に狭い部屋で猫を飼うのはNGなのでしょうか。実はこんな工夫をするだけで狭い部屋でも快適に猫と暮らすことができるのです!

1.自由に動ける空間作りをする

ペットドアを通る猫

猫は束縛されるのが苦手な生き物です。そのため行きたい場所に行けないというのはかなりのストレスを感じてしまうこともあるでしょう。

もちろん入られては困る部屋には行けないようにしなくはなりませんが、それ以外はできるだけ自由に部屋の中を行き来できるようにしてあげましょう。

部屋数が少ない場合にはキャットタワーやキャットウォークなどを活用して上方向に動き回れる場所を増やしてあげると、高い場所が好きな猫も喜んでくれるはずですよ。

どうしてもドアを開けっぱなしにしておけない部屋にはペットドアを取り付けたりして「猫専用の通り道」を作ってあげるのも良いですね。

2.外がよく見える場所の確保

外を眺める猫

猫は窓の外を眺めるのが大好きです。網戸越しに外の風やニオイを感じたり、鳥や虫といった生き物の声を聞くことを楽しんでいるようです。それは人間が映画を観ているような感覚とでも言えるのでしょうか。

もちろん窓には事前に脱走対策を施しておく必要がありますが、窓辺で日光浴をしながら眠ってしまう猫もいますのでお気に入りの毛布などを敷いておいてあげることで猫にとって居心地の良い空間が出来上がります。

窓の前に寝そべったりできる場所がないのであれば、窓際にキャットタワーや高めの棚を設置してあげると良いでしょう。

3.家具は走り回れるように配置する

走る子猫

子猫や若い猫は急にテンションが上がって家の中を走り回ったりすることもあります。そのため直線である程度走れるように家具の配置を変えてあげるのも良いでしょう。走り出してすぐ家具にぶつかってしまうと思わぬケガに繋がってしまいます。

もちろん多頭飼いをしていれば猫同士で追いかけっこをすることもあります。子猫のうちは良いのですが、中には体が成長しても小さい頃とサイズが変わっていないと錯覚している猫もいます。

追いかけっこをしている最中の猫は夢中になっていて周りが見えなくなっていることも多々あります。そのため飼い主さんまで転んでケガをしてしまわないよう、狭くてもある程度物が片づけられるだけの収納がある部屋は重要になります。

まとめ

猫と家

猫を飼う時に狭い部屋だと可哀相…と考える方も多いと思いますが、実は猫は条件さえ整っていればワンルームでも飼うことが可能です。

猫や飼い主さん自身が思わぬ事故でケガをしないためにも部屋の中を片づけておくことが大切なので、部屋選びの際には収納が少なすぎないことも条件にすると良いでしょう。

「ペット可」の物件でさえあれば少々狭くても工夫次第で猫と快適に暮らすことはできる…というのはあまり多くの方に認知されていない話かも知れませんが、工夫次第で猫と暮らすためのハードルはかなり下がることもあるということですね。

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