1.注目されたいから
飼い主さんが一時離席した瞬間にその場所に飛び乗って寛ぎ始める猫っていますよね。戻ってみたら見事に愛猫に席が取られているわけです。
愛猫は飼い主さんがすぐに戻ってくると分かっていて場所を横取りすることがあります。そこにいれば、戻ってきた飼い主さんが必ず自分に注目してくれると理解しているのかもしれません。そしてこのようなケースでは、猫が飼い主さんに「構って欲しい」「ご飯が欲しい」といった要求を行動で示していることも多いようです。
もし席を横取りした猫がこちらをじっと見つめていたとしたら、「ねぇ、何か忘れてませんか?」というアピールなのかも?!
2.飼い主のニオイがするから
飼い主さんの椅子や座布団といったものには必ず飼い主さんの「ニオイ」が強く残っていますよね。そして飼い主さんのことが大好きな猫は飼い主さんの「ニオイ」も大好きです。
そのため飼い主さんの席を横取りすることでニオイを満喫している…という可能性も考えられるでしょう。
飼い主さんが忙しくて愛猫に構ってあげられない時などは、大好きなニオイに包まれることで安心したいという心理なのかもしれません。本格的に仕事の邪魔をされる前に声をかけるなどしてあげるのが良いですね。
3.飼い主と同じことをしてみたくなったから
猫自身に「真似をしている」という認識があるのかどうかは分かりませんが、飼い主さんがご飯を食べ始めるのに合わせてご飯を食べたがる猫がいるのも事実です。
そのような猫は、飼い主さんが座っていた場所を見て(ボクも座ってみたいなぁ…)と感じたのではないでしょうか。そして飼い主さんが離席した時に、「今がチャンス!」とばかりに自分が着席します。
もしかしたら「飼い主さんの真似をしてみたい」と思ったのではなく、「飼い主さんのことが大好きだから同じことをしてみたい」と感じているのかもしれませんね。
いずれにせよ、飼い主さんのすることに興味を持った上での行動だということには違いないでしょう。
まとめ
まるで「椅子取りゲーム」をしているかのように、飼い主さんが立った瞬間に席を横取りする猫もいますよね。しかし実は、飼い主さんが席を立つの前からその場所を狙っていた…ということもあります。
特にその席が愛猫にとってお気に入りの場所の1つだった場合、飼い主さんに「どいて欲しいんですけど…」と訴えていることもあったりします。
猫が100匹いれば100通りの理由が存在するはずなので、本当のところは愛猫にしか分かりません。ですがどの猫も「飼い主さんのことが大好きだからその場所に興味を持った」ということは間違いなさそうです。