猫の『食事のときの行動』でわかる心理4選

猫の『食事のときの行動』でわかる心理4選

猫は食事中の行動でも気持ちを表現します。行動の意味さえ知っていれば猫が食事に満足しているのか把握することも可能です。今回は猫が食事中に行う行動と気持ちを4つ紹介します。

1.満足

ご飯を食べる猫

猫が食事中に目をつぶっているときは、ご飯に満足している可能性が高いです。猫は緊張している状況下では目を閉じる回数が少なくなります。対してリラックスしているとき、安心しているときは目を閉じて過ごすことが増える傾向があります。

そのため食事中に目を閉じている場合はご飯に満足してご機嫌なのかもしれません。
ただし、猫は目に痛みがあるときや空間が眩しいときにも目をつぶることがあるため不自然な様子がないか注意して見守りましょう。

2.後で食べたい

フードに手を出す猫

猫の食事中の仕草として有名なのが、フードに砂をかけるような行動です。猫は野生の名残で残ったご飯を埋めて保存しようとすることがあります。野生において猫の狩りは毎日成功するとは限りません。たくさん獲物を狩れて余裕があるときに土に埋めて、非常食として活用していたようです。

一方で純粋にご飯がまずいときも、砂かけの仕草を行うケースがあります。放置して腐ると自分のテリトリーが汚くなるため埋めて処分しようとします。フードの食いつきが悪く砂かけをしているのであれば、不満を感じている可能性が高いです。

3.おいしかった

毛繕いする猫

猫が食後に毛繕いする場面はよく見かけると思います。このとき猫はご飯に対しておいしかったと感じていることが多いようです。また猫の毛繕いには臭い消しの意味合いもあります。食事で汚れた口周りを掃除し、次の狩りに備えます。

毛繕いの他にも舌なめずりをしているときも、猫は食事に満足し、おいしかったと感じているようです。

4.フードに不満を感じている

不満そうな猫

毛繕いや舌なめずりが、おいしいと感じている気持ちの表れであるのに対し、口を開けて固まる、匂いを嗅いで立ち去る仕草は不満を感じているサインです。もしかするとフードが劣化している可能性もあります。猫は味覚の代わりに嗅覚が優れており、香りが飛んでしまったご飯においしさを感じなくなってしまいます。

猫がフードに不満を感じている仕草を見せたときは、劣化していないか、保存はしっかりしているかを確認してみてください。

まとめ

舌なめずりする猫

今回は猫がご飯中に考えていることについて解説しました。猫は食事に対してデリケートな生き物です。普段から食事の様子を観察し、満足しているか、不満を感じていないかを観察してみてください。

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