1.かわいい
猫へのほめ言葉として定番なのが、かわいいです。かわいいという言葉の意味は伝わらずとも、猫は話しかけてくる飼い主さんの声色から気持ちを察します。ただし、何度もしつこく言ったり、撫でまわされたりすると猫も煩わしく感じてしまいます。
猫のことを、かわいいとほめる際は手短に伝えしつこく触らないようにしましょう。
2.えらい
猫が決められた場所でトイレや爪とぎをしたときなど、ちゃんと言うことを聞いたときは、えらいとほめてあげましょう。猫をほめることは、しつけする上でも効果的とされており、怒鳴ってしつける行為よりも成功率が高いです。
ポイントとして、なるべくほめてあげたい行動をした直後に伝えてあげることが大切です。そうすることで猫もこの行動をしたら飼い主さんがほめてくれると理解し、繰り返しやすくなります。
かわいい同様、ほめるときは短くえらいねと伝え、頭をなでなでしてあげる程度のスキンシップに留めましょう。
3.よく食べたね
猫がご飯を食べたときに、よく食べたねと伝えることも有効です。猫の食欲にはムラが生じることがあり、ある日突然ご飯を食べなくなることもあります。少しでもご飯を食べた猫に対して、よく食べたねとほめてあげることで、このご飯を食べたらほめてもらえると覚え、少しずつ食べてくれるようになる可能性があります。
ただし、猫がご飯を食べなくなったときは体調不良やフードの劣化なども疑われるので、食事環境の見直しや健康チェックなども併せて行うようにしましょう。
4.猫の名前
最近の研究で猫は自分の名前を認識していることが判明しています。名前と報酬や罰を紐づけている可能性が高いと考えられていることから、ほめてあげたり、ご飯を与えたりするときに猫の名前を呼んであげると反応がよくなるかもしれません。
一方で罰も名前と紐づくことが懸念されているため、叱る時に猫の名前を呼んでしまうと、自分の名前に対してネガティブな感情を抱く恐れがあります。
まとめ
今回は猫にほめるときに使いたい4つの言葉を紹介しました。猫は言葉の意味は理解できませんが、込められた想いなどは伝わります。今回紹介した言葉をぜひ、日頃の猫との暮らしにお役立てください。