猫が『うっかり』やってしまう5つの行動 飼い主が事前にできる予防策とは?

猫が『うっかり』やってしまう5つの行動 飼い主が事前にできる予防策とは?

愛猫が危険な行動をしないように見守るのも飼い主さんの務めです。それでも目を離した隙に、愛猫がうっかりやってしまった行動が怪我などに繋がることもありますよね。飼い主さんが注意したい愛猫の行動や、予防のために必要な対策を解説します。

猫との暮らしは危険に繋がる行動に注意!

ストーブの前に座る猫

猫と一緒に暮らすのなら、愛猫が安全に過ごせるように配慮することが欠かせません。どのような行動が危険に繋がるのかを猫に理解してもらうことは難しいので、うっかりやるべきでない行動をとってしまうのは仕方のないことです。

愛猫の安心安全な生活を守るために、飼い主さんにはあらゆる対策や気配りが求められます。猫がうっかりしてしまうことがある注意したい行動とそれぞれの予防法を解説するので、できる限り事前対策をしてみてください。

猫がうっかりしてしまう行動と危険を予防する対策

開いた窓から顔を覗かせる猫

1.飼い主さんの足元にまとわりついて踏まれる

飼い主さんと一緒にいたい気持ちが強く、ずっと後ろをついて歩く猫もいますよね。足元にまとわりついてうっかり踏まれてしまうと、怪我をする危険性があるので注意したいところです。突然ひょこっと現れた愛猫が近くにいることに気づかず、踏んづけたり蹴とばしたりしてしまうこともあるでしょう。

予防のために、飼い主さんは常に愛猫がどこにいるのかを把握しておくことと、足元を見ながら移動することが求められます。

2.扉の向こうに締め出される

飼い主さんが扉を開けた時に愛猫が廊下に出て、そのまま気づかずに扉を閉めてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。廊下に締め出されてしまっても特に危険はありませんが、飼い主さんが自分の不在に気づいて扉を開けてくれるまで、じっと待つしかないのはさすがに可哀想ですよね。

愛猫のいる場所や行動を把握するのが習慣になっていれば、万が一扉の向こうに締め出してしまってもすぐに気づけるはずです。

3.脱走したまま帰って来られなくなる

好奇心旺盛な猫は、窓や玄関が開いていると脱走してしまうリスクが高いです。うっかり外に出てしまい、帰り道がわからずそのまま行方不明になってしまうのが怖いですよね。

猫の脱走を防ぐために、窓や玄関を開ける際は愛猫には別室にいてもらうことをおすすめします。また玄関までの通路に柵を設置したり、窓にフェンスを取り付けたりして脱走できない環境を整えましょう。

4.高所から降りられなくなる

高い所が好きな猫ですが、登ったのはいいものの自力で降りられなくなってしまう場合もあります。上手く降りられずに怪我をしないように気をつけなくてはなりません。猫が登ると危険な場所には、登れないようにしてしまうのがよいでしょう。

飛び乗れないように障害物を置いたり、登る時に踏み台になる家具は位置をずらしたりしてみてください。高い所に登るのが好きな愛猫には、安全な場所にキャットタワーを設置してあげるとそこで遊べるのでおすすめです。

5.ストーブなどに触って火傷をする

ストーブやヤカン、アイロンなどにうっかり手を伸ばして火傷をしてしまう猫もいるので注意が必要です。高温のものに愛猫が近づかないように、飼い主さんは危険なものから目を離さないことが大切です。冬は愛猫がストーブの前を占領しているというケースも多いかと思いますが、ストーブに触ってしまわないように柵で囲うといった対策をすると安心でしょう。

またコタツの中で猫がうっかり長時間眠ってしまって、低温火傷をするというリスクにも気をつけてください。コタツの中が高温になりすぎないよう定期的に布団をめくったり、設定温度を低めにしておいたりすることをおすすめします。

まとめ

高い所に登ってしまった猫

猫がうっかり危険に繋がる行動をとってしまうのを、しつけだけで完全に防ぐことは難しいです。たとえ愛猫が予想外の行動をしても危険がないように、飼い主さんは万全な対策をしておきたいところですね。

愛猫がうっかりしているだけでなく、飼い主さんがうっかり必要な予防策を怠っていると脱走や怪我のリスクが高くなることを忘れないでください。安全のための対策は手を抜くくらいなら、やりすぎなくらい徹底するのがちょうど良いのかもしれませんね。

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