愛猫が「野生を完全に忘れてるな」と感じる瞬間4つ

愛猫が「野生を完全に忘れてるな」と感じる瞬間4つ

猫はオンとオフを切り替えるのがとても上手です。ただ室内飼いの猫は基本的に全ての時間がオフタイム。あまりにオフ過ぎて「さすがにそれはどうなのよ?」という瞬間にしばしば遭遇します。ここではそんな危機感をどこかに捨てて来たような、野性味ゼロの猫の姿をご紹介します。

1.夏のヘソ天祭り

ベッドで仰向けで寝る猫

どんな人でも見れば1度は「君の野生はどこ行った?」と思うのが、仰向けで寝る「ヘソ天」です。大事なお腹を天に向けつつ眠りこけ、無防備なことこの上もありません。

しかし暑い時期にこの姿勢が多いのにはちゃんと理由がありました。実は毛の薄いお腹や太い血管のある脇や大腿を風に当てると、効率よく体内温度を下げられるのです。

そんなヘソ天姿は、若くて元気なときにしか見られません。見られるうちにたくさん見つけ、そしてたくさん笑顔をもらいましょう。

2.何をされてもされるがまま

蝶ネクタイメガネ姿でミニパソコンを見る猫

何をされてもいつもご機嫌。抱き上げればびろーんと伸びて、熟睡中を邪魔されても全然平気!変顔やコスプレ写真も飼い主さんの思うがままで、たまにイタズラしている方が申し訳なくなり「少しは疑うことを知らないの?」と聞いてみたくなるほどです。

抱っこが嫌い、カメラが嫌い、被りものどころか首輪も苦手という子が多い中、おっとり穏やか野性味ゼロの猫たちは、かなりのレアもの。構いたくて仕方のない飼い主サイドにしてみれば、ちょっと羨ましい存在です。

3.どこかから落ちる/踏み外す

カーテンにぶら下がるシャム

「失敗から学ぶのは大切なことだけど、それにしても危機意識がなさ過ぎるでしょ」と思うことはありませんか?以前テレビで見た猫は、毎回熱帯魚のヒーターの上でうたた寝をしてそのたび水槽に落ちていました。

他にもジャンプの目測を誤って落ちたりカーテンにぶら下がったりと、中には笑うに笑えない場面もあります。本能からの呼び声は、安全な家の中だと失われてしまうのでしょうか。

4.ご飯を選り好みする

カリカリ皿を見つめる猫

我が家の保護猫は外にいるとき出されたものを何でも食べていましたが、家に入れて数年経つと好き嫌いをいうようになりました。また別な子は健康なのに極端に食が細く、好き嫌いが異常に多いのです。

もちろん2匹とも家に馴染んで満足している証拠ですから、嬉しいことではあるのです。しかし開けた缶詰を丸ごと残されると、つい「お外にいる子はね…」と説教を始めたくなるのです。

まとめ

サングラスとアロハシャツの猫

昔「うちにいるときのお父さんはダメダメだけど、働いているときのお父さんは最高に格好いい!」という意味の歌がありました。猫を見ていると、この歌がそっくり当てはまる気がします。

もちろん最初から室内猫として育った猫にはオフの生活しかありませんが、それでもいったんオンになれば、どの子も例外なく別猫に豹変します。

野生を忘れているのは幸せな証拠です。どうか皆様の猫が一生オフのまま、ダメダメ猫でいますように!

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