1.脱力している
猫が全身の力を抜き、だらんとしているときは、穏やかな気持ちでいることが多いです。緊張する要素がないため、力む必要がないのでしょう。ヘソ天やあご乗せなど、脱力系の体勢を取っていたら、リラックスしていると考えられます。
撫でても受け入れてくれる場合が多いですが、もし避けられるようなら、そっとしておいてあげましょう。猫は、1匹の時間を楽しみたい気分のときもあります。それを邪魔されるとストレスを感じてしまう可能性があるため、気をつけてあげてください。
2.ゴロゴロ言う
猫がゴロゴロ言っているときは、大半が穏やかな気持ちのときです。稀に体調が悪いときにも言う場合があるため、表情などで見分けてあげてください。死期が迫っていると、ゴロゴロ言うこともあるようです。
飼い主さんの近くにいる、撫でているときなど、気持ちよさそうな顔をしていたら、リラックスしていると思って間違いないでしょう。猫のゴロゴロ音は、それを聞いている飼い主さんにもメリットがあります。幸せホルモンの分泌を促すといわれているため、愛猫との穏やかな時間をたくさん、楽しむとよいでしょう。
3.目を閉じている、もしくは閉じそう
猫が目を閉じていたり、もしくはもうすぐ閉じそうになっていれば、穏やかな気持ちでいる場合が多いようです。安心して寝ているか、入眠しようとしている瞬間なのでしょう。その可愛さに思わず声をかけるなどちょっかいを出したくなってしまうかもしれませんが、なるべくそっとしておいた方がよさそうです。
気持ちよく寝ているときやウトウトしているときに起こされると、機嫌が悪くなるのは猫も同じ。ぐっすりと安眠させてあげられるよう、観察するなら静かに行いましょう。
また、飼い主さんの方を向き、ゆっくりと瞬きしてくれることがあります。このときも、穏やかな気持ちでいるようです。猫のゆっくり瞬きは「大好きです♡」と伝えてくれているといいますので、愛猫の情熱を受け取りつつ、飼い主さんも瞬きし返してあげると、愛の交換ができるでしょう。
4.ヒゲが垂れ下がる
穏やかな気持ちのときの猫は、ヒゲがだらんと垂れ下がっています。やはり力が抜けるので、同時にヒゲも下がるのでしょう。
猫のヒゲは意外と、気持ちを饒舌に物語っています。つぶさに観察してみると、愛猫の心が手に取るようにわかるかもしれません。
まとめ
今日のねこちゃんより:はな♀ / 2歳 / キジシロ / 5kg
せっかく一緒に暮らすなら、なるべく穏やかな気持ちで愛猫には過ごしてもらいたい、と多くの飼い主さんが思うのではないでしょうか?それを実現するのは、飼い主さん次第でもあります。愛猫が穏やかな毎日を送れるよう、心がけてあげてください。