猫が大嫌いな言葉6つ!聞くとどうなる?
人と暮らす猫は、飼い主さんの雰囲気や音声から単語の意味を推測することができるようになります。つまり、人の言葉がなんとなく理解できるようになるのです。ということは、猫が好きな言葉と嫌いな言葉の違いも認識できるようになるということです。
そこで今回は、猫が大嫌いな言葉を6つ紹介いたします。その言葉を聞くと、猫の態度はどのように変化するのでしょうか。
1.病院
人が病院に対して苦手意識を持つように、猫も病院は嫌いです。環境の変化に加えて、独特なにおいや雰囲気が不安を煽ります。
家族の間で「明日病院連れて行ったほうが良さそうだね」と会話していると、翌日はどこかに隠れてしまうということも珍しくありません。
なるべく「病院」という言葉を避け、普段通りに振る舞うようにしてみてください。
2.爪切り・ブラシ・歯磨き
病院と同様に、お手入れが苦手という猫も多いでしょう。やはり関連のある言葉を聞いた途端、姿が見えなくなることがよくあります。
お手入れの場合は言葉もそうですが、グッズも見せないほうが良いでしょう。
3.ダメ!
望まないイタズラをされた時は適切に叱らなければなりません。無難な言葉としては「ダメ」や「コラ」が定番でしょう。
猫の側からすれば否定されていることになるので、嬉しくない言葉になります。特に粗相を否定するのはよくありません。
同じ「ダメ!」でも、粗相の場合は病気やストレスなどが原因ということが多いので、叱るよりも理由を探るほうが大切なのです。
4.悪い子
ことある毎に「悪い子」と否定してしまうと、心を閉ざしてしまいます。具体的な態度としては、急に気持ちが離れてしまう・好きな遊びを拒むなどが挙げられます。
「飼い主さん、私のこと嫌いなんだ」と落ち込んでしまうこともあるので、愛猫を否定するような言葉は控えましょう。
5.容姿を否定する言葉
猫は自分の容姿を気にすることはないのですが、実際に容姿を否定したり笑ったりすると、しょんぼりとしてしまいます。
「何となく馬鹿にされている」という空気感が伝わってしまうからです。その様子を見聞きする人間も不快になるので、相手が誰であろうと容姿を否定することは許されません。
6.脅し文句や暴力的な言葉
脅し文句や暴力的な言葉を言い放つシーンを想像してみてください。必ずといって良いほど低音で大きな声を出しますよね。
猫は大きな音や低い声が苦手です。「怖い音がする」「威嚇されている」と思い、警戒するようになってしまいます。
飼い主さんに対する不信感が募り、懐かなくなる恐れがあります。
まとめ
言葉は原動力を引き出す力を秘めている一方で、相手を傷つける刃物にもなり得ます。それは人間相手のみならず、猫も同様なのです。特に聞き苦しい言葉や、自分の価値を下げる醜い言葉は使わないようにしましょう。
「病院」や「お手入れに関する言葉」は隠れる準備をさせてしまうので、ある意味要注意です。悟られないように猫の前ではその言葉の使用を控えたり、会話をする際はLINEなどのツールを活用すると良いかもしれません。
とにかく猫は察しが良く、賢いので気をつけましょう。