1.フードを食べない
飼い主が困ってしまう猫のわがままが、与えたフードを食べてくれないことではないでしょうか。猫は、なかなか好みがうるさくて、気に入らないと食べてくれません。
特に、普段食べているフードの他に、おやつの味を覚えてしまった時。いつものフードを与えても、これじゃないとばかりに鳴いて飼い主を困らせます。
嗜好性が高いおやつは猫が喜んで食べるのですが、そればかり与えていると、カロリーオーバーになったり、栄養バランスが崩れてしまうのでほどほどに。どうしてもフードを食べてくれないなら、トッピングを少量加えるなど工夫してみましょう。
2.おもちゃに見向きもしない
愛猫が楽しそうに遊ぶ姿が見たくて選んだ猫のおもちゃ。でも、全然見向きもされなかったら、飼い主はショックですね。最初は遊んでいても、すぐに飽きてしまうこともあります。
おもちゃも猫によって好みが分かれます。わがままな猫にお気に入りのおもちゃを見つけてあげるのはなかなか大変ですが、色々試してみて好みがわかるといいですね。遊び方を工夫することで、遊んでくれることもありますよ。
ひとつのおもちゃですぐに飽きてしまう場合は、いくつかおもちゃを用意し、飽きる前に他のおもちゃに替えて、時間がたったらまたそのおもちゃで遊ばせてみましょう。おもちゃは出しっぱなしにしておかず、遊び終わったら片付けて下さい。
3.夜中に鳴く
わがままな猫は時間構わず鳴いてアピールすることがあります。お腹がすいた、遊んで欲しいなど理由は様々ですが、鳴いて何とかしてもらおうと思っているのです。
必要な要求なら応えてあげたいものですが、応えられない場合もあります。特に深夜や明け方の要求鳴きは困りますよね。要求に応えられない時は、無視するのが得策です。
いつでも猫の言う通りにしていると、鳴けば要求に応えてもらえると覚えてしまいます。その結果わがままを助長させてしまうでしょう。
4.邪魔をする
新聞や雑誌を広げる、テレビを見る、パソコンを開く…そうすると、なぜか決まってやってきては邪魔をする猫。これは、飼い主が自分以外のことに集中しているのが気に入らないからです。自分のことを見て欲しくて自己主張しているのです。
不安や寂しさから邪魔してくることもありますので、可能なら少しの間構ってあげて下さいね。気持ちが満たされれば離れていくことがあります。
また、作業を始める前に思い切り遊んであげると、満足して邪魔しなくなることも。どうしても中断できない作業なら、段ボール箱などを置いて、猫の居場所を用意してあげましょう。箱の中など狭い場所が猫は好きです。飼い主のそばで、時々声をかけてもらえたら、猫の気持ちも落ち着くことでしょう。
まとめ
猫は単独行動の動物なので、上下関係がなく、周囲に合わせることもせず、自分中心で生きてきました。そのため、人間から見たらわがままと感じることが多いのです。
とはいえそれもまた猫の魅力なのですが、人間が猫の要求に応えてばかりいると、問題行動にもつながります。
人間がいつでも猫の思い通りになるわけではない、ということを覚えさせることも必要です。