猫の困ったイタズラをやめさせるには?
大切な物を傷つけて壊したり、部屋を思いっきり荒らしたり…など、猫を飼っているとイタズラをされてしまう場面も実は珍しくありません。実害のない可愛らしいイタズラならまだしも、飼い主さんが困るような実害のあるイタズラは頭を抱えてしまいますよね。
今回は、そんな頭を抱えている飼い主さんにぜひお伝えしたい「イタズラをやめさせるコツ」を紹介していきます。猫のイタズラに困っている飼い主さんのお役に立てば幸いです。
1.イタズラのターゲットになっている物を隠す
特定の物にしょっちゅう手を出してイタズラするような場合は、そのイタズラのターゲットになっている物を、可能な限り隠してしまうのがおすすめです。
猫の手が届かない場所や猫が立ち入らない部屋などで厳重に隠しておけば、猫も諦めモードになりそもそもイタズラをしなくなる可能性も高くなるでしょう。
「猫の視界から隠してしまう」という至ってシンプルで簡単な方法ではありますが、イタズラ防止対策の鉄板といえます。
2.猫の嫌うにおいを振り撒いておく
中には隠す事ができない大きな物(壁や家具など)にイタズラをする猫もいることでしょう。
そのような場合は、猫が嫌う匂いを周りに振り撒いておくのもひとつの方法です。
柑橘系の酸っぱい匂いや、ミントやハーブの匂いなどを撒いておくのも良いですし、ホームセンターなどに行くと猫よけ用の匂い付きスプレーが売っていたりするので、そのようなアイテムを使うのもおすすめです。
周りの匂いを気にしやすいタイプの猫にはかなり効果的な方法といえるでしょう。
3.大きな音(拍手など)を出す
猫は大きな音が苦手な傾向にあります。なので、その習性を利用して「イタズラをしたら拍手などの大きな音を出してやめさせる」といった方法も試してみるのもよいでしょう。
イタズラする度に必ず大きな音を出すようにしているうちに「この行動をとったら毎回苦手な音が耳に入ってくるからもうやめておこう…」と学習してくれる可能性があります。
ただし、大きな音を極度に怖がってしまい、ストレスを溜め込む猫も多いため注意が必要です。そのような場合はこの方法を試すのはやめておくようにしましょう。
まとめ
直接「イタズラをしてはだめ!」と伝えても猫には人間の言葉は通じません。
イタズラをやめさせたいのであれば、そもそもイタズラをされないような対策をとるか、「イタズラするのはやめておこう」と猫に思わせるような対策をとるのがおすすめと言えるでしょう。