帰宅時「お帰りなさい」の5つの心理状態
1.嬉しい嬉しい!お帰りなさい!
特に子猫のうちは飼い主さんが出先から帰ってきたら、それはもうお祭り騒ぎです。
1番大きいのは喜びの感情ですが、喜び以外にはこんな感情も。
2.ホッとしたよ!
3.寂しかったの
4.心細かった
さらにもし駆け寄るスピードがいつもより早いようなら、留守した時間が長すぎたか、留守中に何か怖い思いをしたのかもしれません。
そんなときには
5.何で帰りが遅かったの?!
と、怒りが爆発することも。留守番に慣れたおとなの猫でもたまにあることですが、おそらく留守中よほど不安だったのでしょう。
飼い主さんの対応は?
猫はどの猫も出会いの儀式を持っていて、頭突きをしたり床に転がったり、猫それぞれのやり方で歓迎の気持ちを伝えます。
これに対し、飼い主さんは、
- 姿勢を下げる(しゃがむ)
- 顔を近づける
- 声をかける
- 撫で回す
などできちんと猫の気持ちに応えてあげましょう。
玄関でたった数分時間を取るだけで、猫はとても喜んでますます飼い主さんが好きになります。
名前を呼ばれたときの2つの心理状態
6.おやつくれるの?
7.遊んでくれるの?
年を重ねるにつれ反応が薄くなりますが、若い頃は名前を呼ばれると猫は飛んでやって来ます。おやつにしろ遊ぶにしろ構ってもらえると思って嬉しくて仕方ないからです。
飼い主さんの対応は?
「呼べば来る」というのは何かと役立つルールです。来たらしっかり相手をしてあげて、「来ればいいことあるんだよ」と猫に覚えてもらいましょう。
「いいこと」はおやつや遊びでもいいですし、マッサージや抱っこなどでも効果的。さらに「◯◯ちゃん」に「おいで」や「おやつ」「ブラシ」など、シンプルな言葉をプラスするとより意思が伝わりやすくなり、文字通り駆け寄ってくるようになるはずです。
飼い主さんが出かけるときの2つの心理状態
8.お留守番はいやだ
9.置いて行かないで
出かけようとすると、いち早く察して大急ぎで邪魔しに来る猫。飼い主さんも留守番させるのは忍びないのですが、こればかりはどうしようもありません。
飼い主さんの対応は?
ここは猫のお母さんを見習って、あっさり出かけるのが正解です。ずっと一緒にいると精神的な親離れが進まず、分離不安症になる可能性があるからです。
もちろん猫は喜びませんが、病気や高齢になってからでは余計ショックを与えます。メンタル面の自立は、猫が若くて元気なうちにさせておくべきことなのです。
まとめ
猫が飼い主さんの元へ駆け寄るのは、とても嬉しいときなのです。
外出前の引き留めだけは例外ですが、可能な限り猫の気持ちにより添って、さらに喜ばせてあげたいですね。