甘えん坊の猫の飼い主にありがちな悩みとは?
飼い主さんのことが大好きでいつも自ら近寄ってきてくれたり、「かまって!」と言わんばかりに甘えてくる猫はとても癒されるものです。飼い主さんに甘えること自体は全く悪いことではないですし、むしろ猫と良好な関係を築けているサインといえます。
しかし、あまりにも甘えん坊な性格が度を過ぎてしまうと、困ったトラブルを抱えてしまうこともあるため注意が必要といえます。
今回は甘えん坊な猫の間でよく起こりやすい困った問題について詳しく解説してまいります。
具体的な対策についても解説していきますので、甘えん坊な性格のせいで悩んでいる飼い主さんの手助けになれば幸いです。
1.常に飼い主さんのそばにいようとする
飼い主さんのことが大好き過ぎて、なかには常にそばにいようとする猫もいます。
飼い主さんが別の部屋に移動したらついていくのはもちろんのこと、飼い主さんがお風呂やトイレに行く時までついてこようとするケースも多々あるのです。
飼い主さんが一瞬猫のそばから離れてトイレやお風呂に行くだけで不安を感じているような場合はストレスが溜まる可能性もあるため、なるべく自立できるように手助けしてあげることが大切です。
猫のそばを離れる時は、飼い主さんのにおいがする物(服や毛布など)を近くに置いていき、飼い主さんがいなくても安心できるような対策をとってあげましょう。
2.留守番が苦手
甘えん坊な性格の場合、飼い主さんが長時間いなくなると不安に感じる猫も多いようです。
数時間程度の留守番さえも不安に感じてしまう場合もあるため、このようなケースも自立できるように少しずつ訓練してあげるのが好ましいです。
はじめのうちは数十分程度の留守番を何回かやってみて、慣れていたら1時間、さらに慣れたら数時間…というように段階を踏んで訓練してあげれば、猫も慣れやすいのでおすすめですよ!
3.他の猫や同居人に対して嫉妬する
甘えん坊な性格の猫の場合「飼い主さんを独占したい」という気持ちから、他の同居人に対して嫉妬することがあります。また猫や他の動物を多頭飼いしている場合、別の猫や動物に対して嫉妬することもあるのです。
嫉妬している相手に対して攻撃をしかけたり、嫉妬していることをアピールするためにふてくされていじけたり…という行動をとっている場合、まずは猫に構ってあげて甘えさせてあげましょう。
また、嫉妬している相手を別の場所へ避難させてあげるのも大切です。嫉妬している相手と一旦隔離してあげて、猫の気持ちを落ち着かせてあげるのが好ましいといえるでしょう。
まとめ
甘えん坊な猫はとても可愛らしいですよね。しかし甘やかし過ぎてしまうのは、猫にとっても飼い主さんにとってもデメリットが生まれてしまうため注意しなくてはいけません。
ある程度自立はしつつも、ほどよく飼い主さんにも甘えてくれる…という関係を築いていけるのが理想的ですね。