1.鳴きながらついてくる
長めに鳴きながら、飼い主の後をついてきます。甘えたような甲高い声でいつもより長めに鳴くので、(何か言いたいことがあるんだな)と飼い主もピンとくるはず。わかりやすいアピール方法ですね。
トイレやお風呂までついてくることもあります。ドアの前で出待ちする猫もいます。ついてこないまでも、離れたから所から熱い視線を送ってくる猫もいます。
控えめな性格の猫では、鳴いたりついてきたりせず、離れた所から飼い主に視線を送ったり、飼い主のそばにいるということが多いようです。
(何だか視線を感じるなあ)と思って振り返ると、猫がじっと見ていた…なんてことも。それは決して監視されているのではなく、「構って~」と訴えているのです。
2.邪魔をする
猫が構って欲しいと思っている時に、飼い主が他のことに夢中になっていたら…。猫としては面白くありませんね。そこで、飼い主の邪魔をするという行動に出ます。
新聞や雑誌を広げていたら、その上に乗る。テレビやスマホを見ていたら、その間に割り込む。パソコン作業中はキーボードの上を占領…という具合です。こんな風に邪魔をされたら、猫の方を見ないわけにはいきませんね。
中断できる場合は少しの間手を休めて、猫と遊んであげたり、撫でてあげましょう。満足すれば、邪魔をしなくなりますよ。
3.仰向けでクネクネ
床の上に寝転んでお腹を見せながら体をクネクネ…。何ともかわいらしい仕草ですが、飼い主に構ってほしくて一生懸命アピールしているのです。
猫が仰向けになるのは、信頼している相手だけ。なぜならお腹は急所なので、攻撃されたらひとたまりもありません。警戒してる時は、お腹を守るようにしています。
そんな大事なお腹を見せてクネクネしている姿を見たら、無視できませんね。ただ、急所であるお腹を触られるのを嫌がる猫は多いので、いきなりお腹を撫でないようにしましょう。
猫との仲が深まる応え方
まず、猫の「構ってサイン」を見逃さないこと。猫はマイペースなので、自分が構って欲しくない時に構っても喜びません。逆にイライラさせてしまうこともあります。
猫が構って欲しいと思っている時はスキンシップのチャンスなのです。スキンシップは、猫と飼い主との絆を深めるためにも大切です。それだけでなく、体に触れることで、異常があった際にすぐに気づいてあげられます。
猫が「構って~」とサインを送っているのに気づいてあげないと、猫が攻撃的になったり、イタズラをすることがあります。飼い主にとって困ったことをすれば、注意を引けるとわかっているのです。
困った行動をされた場合は、すぐに構うのではなく、その時は無視して下さい。「イタズラをすれば構ってもらえる」と覚えてしまうからです。少し間を置いてから構ってあげるようにしましょう。
構って欲しいと思っているのに、飼い主になかなか気づかれないとストレスを抱えてしまうことがあります。問題行動を起こす前に、猫の「構ってサイン」に応えてあげることが大切です。
まとめ
ツンデレな猫も、大好きな飼い主には甘えたいのです。猫が甘えたい気分の時に応えてあげるのが、猫が一番満足する方法です。猫の「構ってサイン」を見逃さないようにしたいですね。
ただし、構い過ぎも要注意。いつまでも撫でていると、だんだんイライラしてくることがあります。適当なところで終わりにしましょう。猫との良い関係を築くためには、猫のペースに合わせてあげるのがポイントです。