『大型』の猫種3選♡他とは違う特徴と飼い方

『大型』の猫種3選♡他とは違う特徴と飼い方

猫にも大型のタイプがいるのをご存知でしょうか?一般的な猫と比べて体は大きいですが、とても愛らしい外見に優しい性格をしている猫が多いです。そのため人気が高まっていますが、大型の猫ならではの特徴に注意して、しっかり準備を整える必要があります。

1.メインクーン

腹ばいになるメインクーン

イエネコの中でも特に大きい猫種のメインクーン。長毛で、特に胸元にふさふさの飾り毛あるのが特徴です。骨太でがっしりした体格をしています。

メインクーンは、体は大きいですが性格は温厚で「ジェントル・ジャイアント(穏やかな巨人)」と呼ばれています。賢くてしつけも楽、また協調性もあるので、性格的には飼いやすい猫です。子どもや他のペットとも仲良くできるでしょう。

人懐こいので「犬のような猫」とよく言われます。

2.ラグドール

ベッドの上の2匹のラグドール

「ラグドール」というのは「ぬいぐるみ」という意味。なぜなら、抱っこされたり、膝に乗るのが大好きだからです。愛くるしい姿もぬいぐるみのようです。ふわふわの長毛を持ち、胴は長く丸みを帯びた体つきをしています。

体は大きいですがあまり鳴くことはなく、その鳴き声も小さめ。性格も物静かなので飼いやすいと言われています。

ただ、活発に動く方ではないので、肥満には注意が必要です。おもちゃを使って一緒に遊んであげるなど、体を動かす機会を作ってあげましょう。

3.ノルウェージャンフォレストキャット

座ってこちらを見るノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットは、その名の通りノルウェーが原産の猫です。厳しい北欧の冬に適応したふさふさの長い被毛をまとっています。

その歴史は古く、北欧神話にも登場します。「森林の猫」や「森の妖精」と呼ばれ、ノルウェーで長く愛されてきた猫です。性格は甘えん坊でスキンシップが大好き。穏やかな性格ですが、木登りが得意など活発な面もあります。

キャットタワーを設置するなどして、上下運動ができる環境を整えてあげましょう。

大型の猫の飼い方

キャットタワーから身を乗り出すメインクーンの子猫

大型の猫には長毛種が多く、被毛のケアが欠かせません。毎日ブラッシングしてあげる必要があります。抜け毛も多いので、こまめに部屋の掃除も行った方がいいでしょう。

大型の猫は、成長がゆっくりで成猫になるのに2~3年かかります。この間、栄養価の高い成長期用のフードを与えましょう。ただし、成猫になってから同じフードを与えていると、カロリーオーバーになってしまうため、切り替えやその後の食事管理に注意が必要です。

体が大きい分、食欲も旺盛。食べ過ぎて肥満になりやすいので食事管理や運動には気をつけましょう。また、体が大きいということは、トイレやベッドなどの猫用グッズも特大サイズを用意してあげる必要があります。体を動かせる広めのスペースも必要です。

まとめ

ノルウェージャンフォレストキャット

大型の猫は、とても存在感がありますね。性格は温厚で人懐こいので、そばにいると心を癒してくれるでしょう。

ただし、大型猫をお迎えするには、それなりに環境を整えなければなりません。大型猫に適した猫用品やフードも必要です。

子猫からお迎えする場合は後で慌てないよう、成長したらどれくらいのサイズになるのかも想定して、じっくり慎重に検討されることをおすすめします。

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