1.猫の好む味覚!
味覚のうち、猫はうま味を好むと言われています。
うま味の元はグルタミン酸やアミノ酸です。タンパク質はアミノ酸が多数結合してできたもので、肉食の猫にとってはたまらない味覚なのです。
その他、猫は味蕾の数が少ないため甘味には興味がないようです。身に危険の及ぶ毒物に多く含まれている苦味は大変苦手としています。
2.猫は魚好きではない?!
「猫と魚」は、日本の食文化から生まれたようです。
海岸線の多い日本人は、魚を食べてタンパク質を摂取してきました。そして一緒に暮らす猫は人間の食物を狙うネズミや鳥などを捕食して生きてきました。しかし狩りが成功しなければ食べることができません。
猫が人間の側へ寄っていくと、釣りで余った魚を食べさせてくれます。無理に狩りを行わなくても人間に甘えると魚を食べられると学び、日本の猫は魚好きと言われるようになったようです。ヨーロッパなどの港町でも同じような光景が見られます。
ただし、猫は完全肉食動物のため、魚だけ食べ続けていると足りない栄養素が出てきますので注意が必要です。
3.冷たい物より温かい物が好き!
猫は40℃前後の食べ物を好む傾向があります。
それは、狩った獲物の体温に近いからと言われています。温かい獲物ほど、死んだばかりで腐っておらず新鮮という証明になります。おやつをあげる時は、常温もしくは少し温めてからの方が猫には喜ばれるでしょう。
ただし、温めてはいけない猫用の食べ物がありますので、注意書きをよく読んでくださいね。
4.食べる回数が少ない?!
猫は食べる回数が少ないと思われているかもしれませんが、実は違います。
一度に沢山は食べず、ちょこちょこと食べる習性があり、食べたい時に少しずつお腹に入れたいと本来は思っているのです。しかし、出しっ放しにしているご飯は劣化していきます。いくら栄養価の高いご飯をあげても、酸化した食べ物はあまりよくありません。
吐き戻しの多い猫の場合は、一回のご飯は少量で、回数を多くすることをおすすめします。
まとめ
猫の『食べ物の豆知識』4つ!魚が大好きなのはウソ?ホント?についてお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか?現在は、猫が人間生活の中で大きな存在感を放っています。今までのような感覚で接していては、猫に対して失礼と感じる人も多いでしょう。
猫と一緒に暮らしているなら、猫が求めていることを一生懸命に考えることはとても大切です。
猫との暮らしを充実させるためにも、大いに猫の事を学んでいきましょう!