1.おねだりがあるニャー
人間が見るときだけ片手を上げる場合は、おねだりのポーズでしょう。
以前、片手をあげて「可愛い!」と誉められたり、おやつをもらえたりしたことがあるのかもしれません。猫は良い事も悪い事も、人間の行動に対して猫なりの印象をつけているようです。様子を見て猫の身体に負担が無さそうでしたら問題はありません。
ただし、猫に芸を覚えさせようと無理に身体を引き上げたり片手だけ持ったりすることはやめてくださいね。
2.この格好が好きニャ〜〜〜
猫によっては片手を上げるポーズが楽なため、上げていることがあります。
こればかりは理由がありません。猫自身が好きなことですから、無理にやめさせる事もありません。面倒になったり疲れたりすれば、あげていた片手を下げるでしょう。「どうしたの?」という声がけをしてあげても問題ありません。
3.何故か痛いニャ…
腱鞘炎になってしまい片手を上げていることもあります。
猫は骨の数が大変に多く、無理なく瞬発力を発揮できるような身体の作りになっています。しかし、遊びが長時間に及んだり同じような身体の使い方が続くと腱鞘炎になってしまう危険性があります。
元気で運動好きな猫の場合、程々のところで遊びを切り上げ無理をさせないようにしてくださいね。病院を受診してサプリメントなどを処方してもらうと良いでしょう。
4.怪我をしたニャン
骨折、脱臼、捻挫などをすると、猫は地面に足をつけないようにしていることが多いでしょう。
高いところからのジャンプ、滑る床でのダッシュなど身体を痛める要素は家の中に沢山あります。猫は、弱い部分を自分以外の動物に見せることはありません。ちょっとした捻挫は舐めて治してしまいます。
見かける度に片手をあげている場合は、よほど痛いのでしょう。すぐに病院を受診してくださいね。
まとめ
猫が片手を上げている時の心理4つについてお伝えいたしました。
いかがでしたでしょうか。愛猫の片手あげの様子を目にしたことはありますか。
猫の行動には理由があります。病気や怪我でない場合は、心配せずに猫のペースに任せてくださいね。