猫が『お腹が空く』とする仕草とは?6つの動きに注目!

猫が『お腹が空く』とする仕草とは?6つの動きに注目!

人間は何かしてほしいことがある時はそれを言葉で伝えることができますが、猫はそうではありません。言葉で伝えられないぶん、仕草や行動で飼い主さんにアピールします。今回は、お腹が空いた時に猫が見せる仕草をご紹介します。

猫がお腹が空いたことをアピールする6つの仕草・行動

お皿の前に座る猫

猫はお腹が空き過ぎると嘔吐してしまうこともあるので、愛猫の空腹のサインに気づくことが大切です。いつも何時くらいにお腹が空いてしまうのかがわかれば、食事の時間や量を調整する際にも参考になります。

言葉でして欲しいことを伝えられない猫は、仕草や行動で「お腹が空いたよ。ごはんが食べたいよ」と飼い主さんにアピールするのです。猫が空腹を訴える時に見せる仕草として、代表的なものを6つご紹介します!

1.鳴く

飼い主さんやキッチンに向かって「にゃーにゃー」と鳴いて、ごはんが欲しいことをアピールします。

本来は鳴いて要求を伝えるのは子猫特有の行動なのですが、飼い主さんが母猫のように甘えられる存在だと、成猫になっても鳴いて自分のして欲しいことを訴えてくる場合があるようです。

2.じっと見つめる

猫が飼い主さんをじっと見つめてくる時は、何かおねだりしたいことがある場合が多いです。「お腹空いた」だけでなく、「遊んで欲しい!」「甘えたいな~」など愛猫が何を求めているのか見極めることが大切です。

お腹が空いて機嫌が悪くなると、可愛く見つめるのではなく睨んでくることもあります。

3.飼い主さんの周りをウロウロする

飼い主さんがどこに行くのにも後をついてきて周りをウロウロしている時も、お腹が空いたことに気づいて欲しくてアピールしている可能性があります。

家事や仕事で忙しい時にまとわりつかれて困るという場合は、自動給餌器を設置するとそこで待機してくれるようになるかもしれませんね。

4.お皿の前に座る

ごはんを入れるお皿の前に座って「ごはんが欲しくて待っているよ!」とアピールしてくる猫もいます。また何度もお皿を覗き込んで、ごはんが入っていないか確認するといった行動を見せることも。

5.飼い主さんを噛んだり舐めたりする

飼い主さんの指や足を噛んだり舐めたりして空腹を訴えることもあります。他にも遊んで欲しい時のアピールや、単純に甘えたくて噛んだり舐めたりする場合も。

噛んで空腹をアピールされた後にごはんを与えると、愛猫は噛めばわがままを聞いてもらえると思い噛み癖がついてしまいます。対応には注意しましょう。

6.不機嫌になってイタズラをしたり暴れたりする

お腹が空くと機嫌が悪くなるのは人間も猫も同じです。空腹のストレスから飼い主さんに対して不機嫌な態度をとる猫もいます。

イタズラをしたり暴れたりといった問題行動を起こして空腹をアピールしてくることもあるので、その時はお互いがストレスにならないよう食事の回数や量を見直す必要があるかもしれませんね。

愛猫の空腹アピールへの対処法

お皿に手を伸ばす猫

可愛い愛猫におねだりされると、ついすぐに食べ物を用意してあげたくなります。しかし欲しがるままにごはんやおやつを与えると、肥満になるリスクがあるので健康に良くありません。またおねだりすれば何でも言うことを聞いてもらえると、猫が学習してしまうのも問題です。

イタズラをしたり暴れたりといった問題行動は、心を鬼にして無視することがしつけの一環になります。もしも決められたごはんやおやつの時間まで我慢できないほどお腹が空いてしまう場合には、1回の食事量や1日の食事回数、食事の時間などを見直す必要があるでしょう。

1日トータルでの食事量は同じでも、回数を多くしてこまめに食べさせると空腹を感じにくくなります。食べるのが大好きな子や、空腹で吐いてしまう子にはぜひ試してみてください。

まとめ

ごはんをおねだりする猫

猫はお腹が空くと、様々な仕草や行動で飼い主さんに「ごはんが欲しいよ!」とアピールします。同じ仕草でも「遊んで欲しい」「撫でて欲しい」など空腹以外のことを訴えている場合もあるので、愛猫が何を求めているのかをその時の状況や他に見られる仕草から察知することが大切です。

とはいえ空腹アピールについては、可哀想に思えても無視しなくてはならないことも多いです。愛猫のわがままに応えて食べ物を与えると、肥満になったり規則正しい食生活が崩れたりしてしまうので厳しく対応しましょう。

お腹が空き過ぎて具合が悪くなったり、空腹が過度のストレスになったりしている子には、食事の量・時間・回数を調整するのがおすすめですよ!

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