1.「ごめんなさい」と声に出して伝える
猫は飼い主さんが話す言葉をすべてではありませんが理解していて、80語ほど理解していると言われています。また、言葉だけでなく、飼い主さんの口調や雰囲気などからも飼い主さんの伝えたいことを理解している可能性があります。
猫の名前を呼びながら直接「ごめんなさい」と言うことで、猫が飼い主さんの気持ちをわかってくれるかもしれません。やさしく話しかけながら、猫が近づいてくれるのを待ちましょう。
もちろん、飼い主さんからの謝罪を受け入れてくれるまで時間がかかる場合もあります。何度もあいさつをしたり、可愛いねと声をかけたりしながら信頼を回復できるまで「ごめんなさい」の気持ちを伝えましょう。
2.猫が嫌がることをしない
猫にごめんなさいの気持ちを伝えたいときは、猫が怒ってしまうことや驚いてしまうことなどはしないようにしましょう。飼い主さんから逃げるようになってしまったり、機嫌が悪くなったりして気持ちが伝わらなくなってしまうかもしれません。
大きな音を出して驚かせたり、しつこく構って怒らせたりしないようにしましょう。
3.きちんとお世話をする
猫はお世話をしてくれる人のことを信頼します。飼い主さんのことを母猫のように思っている猫もいます。
ごはんの用意、飲み水の交換、トイレをきれいにする、部屋の掃除をするなど当たり前のことをきちんと行いましょう。
新入り猫を迎え入れたことで先住猫がやきもちを焼いてしまうことがあります。何事も先住猫を優先してお世話をしてあげましょう。
4.スキンシップをとる
猫が怒って攻撃をしたり怖がったりせず触らせてくれる場合は、猫がよろこぶ方法でスキンシップをとりましょう。飼い主さんの雰囲気で気持ちが伝わるので、ごめんなさいという気持ちを込めて猫とふれあうことが大切です。
しっぽの付け根や顔周りなど猫がなでられてうれしい場所を優しくなでたり、体をマッサージしたりしてみましょう。猫もだんだんと安心して心を開いてくれるかもしれません。
まとめ
猫にごめんなさいの気持ちを伝えるには、言葉で直接伝える、嫌がることをしない、気持ちを込めて接するなどの方法があります。
猫と言葉で会話することはできませんが、飼い主さんの口調や雰囲気で飼い主さんが伝えたい気持ちを猫が感じ取っているかもしれません。
また、お世話などの日常の行動からも猫に気持ちは伝わっている可能性があります。「伝わらない」と諦めずに猫と接することが大切です。