猫の『寿命』を左右するのはどんなこと?3つの要因と飼い主が注意すべきこと

猫の『寿命』を左右するのはどんなこと?3つの要因と飼い主が注意すべきこと

近年、猫の平均寿命は約15歳といわれていますが、中には20歳以上生きる長寿猫も数多くいますよね。愛猫にも長生きをしてもらいたいけれど、普段の生活でどんなことに気をつけたら良いのでしょうか?本記事では、飼主さんが気をつけるべき注意点と合わせて紹介します。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

猫の寿命を左右する要因

食事をする猫二匹の後頭部と餌

1.正しい栄養管理が出来ているか

ウエットやドライタイプのキャットフード等、猫が喜ぶおやつにもたくさんの種類がありますよね。

どのフードを与えるにしても、猫の体に必要な栄養分がきちんと補える食事にしなければなりません。

食事は毎日のことですから栄養不足が続いたり、適正な食事量を与えなければ、将来の健康や寿命にも大きく関わってくるでしょう。

2.ストレスの無い生活環境が保たれているか

猫はちょっとした物音に反応したり、知らない人や物に対して警戒して逃げるなどとても繊細な動物です。

大きな音や不衛生な空間、爪とぎができない等のストレスが溜る環境や猫の習性が満たせない状態が続くと、メンタル面だけでなく猫の体にも影響を及ぼしかねません。

3.日々の運動量がコントロールできているか

本来ならば狩りをして生活する猫ですが、室内猫の場合は体を動かせる範囲には限りがあるため運動不足になりがちです。

基礎代謝が下がると肥満にも繋がりやすく、足腰が弱くなるので様々な病気を引き起こしてしまいます。

飼主さんが注意すべきこと

爪とぎと猫

栄養バランスのとれた食事

猫の主食には、健康管理がしやすい「総合栄養食」を与えるのがおすすめです。ドライフードの総合栄養食は含まれる水分量が少ないため、新鮮な水も必要不可欠になります。

一方で「一般食(副食)」は缶詰やウエットフードに多く、そればかり与えてしまうと猫の体に必要な栄養素をきちんと摂る事ができません。一般食を食べさせる場合は、栄養バランスの良い総合栄養食と併用して与えてあげましょう。

猫が過ごしやすい環境を整える

猫が普段過ごす場所は、ストレスや体に負担がかからないか、飼主さんが時々見直すことも大切です。

  • 爪とぎを置く
  • 猫に丁度良い湿度や室温
  • 隠れる場所や寝床の確保
  • 新鮮なお水が飲める
  • 猫トイレを清潔にする

キレイ好きな猫はトイレが汚いと排泄を我慢することがあるので、いつもトイレの中を清潔に保つようにしましょう。

他にも飼っている猫の頭数に合わせて、逃げ隠れができるような場所や寝床も確保してあげると安心して暮らせます。

猫と遊ぶ時間を設ける

遊ぶ猫

猫に必要な運動量は猫種や年齢によって異なりますが、目安として一回数分の運動を一日の中で数回に分けて遊ばせるのが理想です。

猫は年齢を重ねると徐々に運動量も減るので、愛猫の年齢に合わせた運動や遊び方を考えてあげましょう。

動物病院での健診

猫は体調が良くないと隠そうとする動物です。とくに高齢猫の場合は、免疫力が低下し普段の生活の中でも支障が出やすいので、飼主さんが愛猫の異変にいち早く気づいてあげる必要があります。

  • 食欲がない
  • 遊ぼうとしない
  • 元気がない
  • 隠れてじっとしていることが多い
  • 嘔吐や下痢が頻繁に起こる

室内で暮していても、突然の怪我や病気になることもあります。緊急時にも対応してくれる動物病院を把握しておくとより安心です。

愛猫の体調で気になる点があれば、様子をみずに獣医さんにそいう段してください。そうすれば様々な病気の早期発見や早期の治療にも繋がります。

まとめ

ストレスフルな猫

家族の一員である猫には、一日でも多く長生きをしてもらいたいものです。なるべく猫の心や体に負担をかけない生活を送らせてあげることが、将来的に猫の寿命を大きく左右する要因となります。

栄養バランスに偏りがない食事や、習性や本能に合わせた空間、体に悪影響を与えないように運動不足を解消するなど、愛猫に合わせた生活習慣が大切です。飼主さんが愛猫にできることを一つずつ実践して、長寿猫を目指していきたいですね。

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