猫はどんな環境なら安心できる?整えてあげたい5つのこと

猫はどんな環境なら安心できる?整えてあげたい5つのこと

愛猫が家の中で快適に過ごしてくれているかどうか、気になったことはありませんか?どのような環境なら喜んでくれるのか、悩むことがあるかもしれません。整えると猫が安心してくれる環境を、お伝えいたします。

1.隠れ場所

隠れる猫

猫は、「隠れ場所」があると安心します。そのような結果が、イギリスにある大学の調査で出ているのです。

隠れ場所がない部屋にいる猫と、隠れ場所がある部屋にいる猫では、ストレスレベルが異なります。やはり、隠れられるスペースがある方が、リラックスできるようです。

ただ、ケージなどをタオルで隠すだけでは、有効性は認められないとか。きちんとした箱があると、ストレスレベルが低くなるようです。

猫が何かあったときに隠れ場所に入るのは、そのためなのかもしれません。同居猫に絡まれたときや大きな音がしたなどで危険を感じたとき、ささっと身を隠し、「ほっ」と一安心しているのでしょう。

2.登れる高い場所

高いところに乗る猫

猫が登ることのできる「高い場所」も、安心できる環境のひとつです。敵や獲物をすぐに見つけられる、逃げやすい、上下運動を好むなどの理由が挙げられます。

家の中にキャットタワーを用意してあげると、そこから見下ろしたり、窓の外を眺めたりして、快適に過ごせます。いざというときに逃げ込めるスペースにもなりますので、愛猫の安心場所になるでしょう。

キャットタワーが設置できない場合は、家具などで高い場所を作ってあげてもOKです。下界を見下ろせて身を守れるスペースがあれば、猫は安心してくれるでしょう。

3.静かで落ち着ける環境

寝ている猫

「静かで落ち着ける」という環境も、猫には必要です。彼らは突発的に鳴り響く大きな音が得意ではなく、電気機器の低い音も苦手な傾向があります。そのため、なるべく音の少ない静かな環境を整えてあげると、安心できるのです。

子供など、大きな声を上げる存在のそばには近寄らないのが、そのよい実例。子供自体が嫌いというわけではなく、彼らの立てる音が怖いのです。

生活音を全て消すのは難しいですが、音によるストレスが溜まると体調を崩してしまうかもしれません。なるべく静かな環境を整えてあげると、安心して生活できます。

4.日向ぼっこができる環境

日向ぼっこ

ぽかぽかとした日差しをたっぷり浴びられる環境も大切です。日向ぼっこには体温を保ったり、体表の殺菌をしたりする効果があります。

一見、ただのんびり、のほほんとしているだけのように思えますが、実は猫の健康維持に必要不可欠なものなのです。

窓際にふかふかのベッドを置くなどして日向ぼっこスペースを作ってあげると、安心して過ごせるでしょう。

5.飼い主さんの愛がある

仲良し

猫が安心して暮らしていく上で、「飼い主さんの愛」は不可欠。単独行動を好むといわれていますが、飼い主さんとのスキンシップも求めているのです。それがなければストレスを溜め、体調を崩す原因になるかもしれません。

必要以上に構いすぎる必要はありませんが、猫が近寄ってきたときはなるべく、撫でたり声をかけたりしてスキンシップを図りましょう。飼い主さんからの愛情が伝われば、それで猫は安心します。

まとめ

ロンちゃん

猫が安心できる環境には、猫の習性が関係しています。彼らの本能的な行動を邪魔せず、のんびりゆっくり、そして伸び伸びと過ごせるようにしてあげると、ストレスを感じずに安心して過ごせるでしょう。

環境作りはとても大切。愛猫目線で考えてみると、最適解が見つかりそうです。

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