1.歯がムズムズするから
子猫に多い理由が歯のムズムズにより電気コードをかじってしまうケースです、生まれて数か月の子猫は歯が安定しておらずむず痒い状態です。そのため色々なものに対して甘噛みすることが多く、電気コードは細い分噛みやすい部類となります。
子猫の歯のムズムズは、1歳を超えると大半が落ち着いてきますが噛み癖をそのままにしておくと成猫になっても電気コードをかじり続けてしまう恐れがあります。自然解決を待つだけでなく、電気コードは噛んではいけない・噛めないことを教えてあげる必要があります。
2.おもちゃと認識している
猫が電気コードをおもちゃと認識していることで、かじってしまう可能性も考えられます。電気コードによっては線が細くまるで紐のように動かせる物もあります。
飼い主さんが気まぐれに電気コードで猫と遊んでしまった場合、猫が電気コードはおもちゃと覚えてしまい噛んでもいいと勘違いしてしまいます。猫と遊ぶときは必ず猫じゃらしなど、問題がないおもちゃを使うようにしましょう。
3.ストレス
猫はストレスに弱い生き物です。中にはストレス発散しようと八つ当たり気味に電気コードをかじってしまう猫もいます。
猫がストレスを感じる原因は様々です。外出や仕事に集中するなどで、飼い主さんが猫にかまってあげないことでもストレスを与えてしまうケースもあります。猫がストレスを溜め込まないよう、飼い主さんがこまめに遊んであげることが大切です。
猫に電気コードをかじらせない予防策
猫に電気コードをかじらせない予防策として手っ取り早いのは、コードを収納もしくは高い場所に設置することです。猫が届かない場所に配線を引くことでかじれない状態にできます。
電気コードの位置を調整しにくい場合は、コードに柑橘系のスプレーを吹き付けておくことも有効です。猫にとって柑橘家の香りは腐った食べ物に似ており嫌がる傾向にあります。
コードカバーを装着することも猫の感電を防ぐのに効果的です。コードカバーは100均でも取り扱いがあるためご家庭の電気コードに合った商品を選びやすいです。
まとめ
今回は猫が電気コードをかじる理由と予防策について解説しました。電気コードは猫にとって紐のようなおもちゃ感覚でかじれる存在です。電気コードがダメになって家電製品が使えなくなるならまだしも最悪の場合、猫が感電してしまう恐れもあります。
この機会に猫が電気コードをかじらないよう対策を見直してみてはいかがでしょうか。