猫を新幹線に乗せる方法
猫の乗車方法
猫を新幹線に乗せるには、ペットキャリーなどに入れる必要があります。『縦・横・高さの合計が120cm以内』のペットキャリーを用意しましょう。また重さは、『ペットキャリーと猫を合わせて10kg以内』にする必要があります。
猫は荷物扱いになり、「手回り品切符」が必要になります。新幹線に乗車する当日に、駅の窓口で猫がいることを伝えて手回り品切符を購入します。
猫を新幹線に乗せる際のマナー
乗車ルールを守りましょう。また、車内には猫が苦手な方や、猫アレルギーがある方も新幹線を利用している可能性があることに常に配慮しながら猫と一緒に乗車しましょう。
座席にペットキャリーを乗せること、猫のために乗車券を購入することはできません。手回り品切符を購入してペットキャリーは足もとに置きます。ペットキャリーの上から布をかぶせてあげると目隠しになり、猫が落ち着きやすくなります。
新幹線の車内では猫をペットキャリーから出すことはできません。知らない場所で猫がパニックになり飛び出してしまうことがあります。もしものときのために、ハーネスとリードをつけておくと安心です。
おうちでハーネスとリードを使って少しずつ慣らしておきましょう。また、知らない場所で猫が緊張して粗相をしてしまうことがあります。すぐに対処できるようにペットキャリーの中にペットシーツを敷いておく、余分にペットシーツを持っていく、タオルやゴミ袋も用意しましょう。
猫の新幹線での移動ストレス対策8つ
- 長時間の移動はなるべく避ける
- 可能なら新幹線が空いてる時期、時間、車両を選ぶ
- 風通し良い頑丈なペットキャリーを使用する
- 食事、トイレは新幹線に乗る前に済ませる
- 暑さ、寒さ対策をする
- ペットキャリーに布をかける
- 猫のにおいがついたタオルなどを入れる
- 事前に動物病院に相談する
新幹線は猫にとって慣れない場所であり、人が多い場所はストレスを感じやすくなります。
猫が乗り物酔いをしてしまうこともあるので、空腹や満腹を避けます。お気に入りのぬいぐるみや、タオルなど猫のにおいがついた慣れた物が近くにあると猫の緊張も少しは和らぐでしょう。
動物病院へ行くときなど、普段から移動で緊張したり興奮したりしてしまう猫は、新幹線に乗る前に動物病院に相談をしてみてください。精神安定剤などが処方されることがあります。
まとめ
猫が新幹線に乗るには、ペットキャリーに入れ、手回り品切符を購入することが必要です。
慣れない場所に猫が緊張したり興奮したりしてしまうこともあるため、事前にストレス対策の方法を確認しておきましょう。
また、他の乗客の方にも配慮し、ルールやマナーを守って新幹線を使用しましょう。