猫がわざと足を踏んでくる!その理由や対処法4つ

猫がわざと足を踏んでくる!その理由や対処法4つ

猫が近づいてきたかと思ったら、足を踏まれた?!わざととしか思えないその行為。猫はなぜ、わざわざ人間の足を踏むのでしょうか?それには、ちゃんと理由があったのです。

1.挨拶をしている

足元の猫を撫でる人

猫が人間の体に触れてくるのは、猫なりの挨拶のことがあります。足を踏むのも同じ理由です。

足を踏んで通っていった猫と目が合ったら、ゆっくりまばたきをしてみて下さい。まばたきをするのも、猫の挨拶や愛情表現の意味がありますので、気持ちが通じ合うかもしれません。ただし、じっと見つめるのは敵意があるという意味になってしまいますので気をつけましょう。

また、人間の体に触れることで、自分のにおいをつけていることも考えられます。猫は、室内で飼われていても自分の縄張りを持っていますが、飼い主にもにおいをつけて、自分のものだと主張することがあります。足を踏みながらスリスリしてくる時は、テリトリーをアピールしているのでしょう。

2.甘えたい

寝ている人の足元にいる猫

猫が足を踏むのは、愛情表現のひとつでもあります。飼い主が大好きだから、足を踏んでしまうのですね。体に触れていると、安心できるのです。

喉を鳴らしたり、スリスリしながら足を踏んでくる時は、甘えたい気分になっているのでしょう。無視されると傷ついてしまいます。優しく声をかけて、撫でてあげて下さいね。

3.要求がある

パソコンをする人の膝に乗る猫

飼い主の気を引きたくて、足を踏むことがあります。猫の小さな足でも、踏まれれば気づきますよね。飼い主がスマホやテレビなど、猫以外のものに夢中になっている時に足を踏んできたら「こっちを見て」という意味なのかもしれません。

「遊んで欲しい」「お腹がすいた」「トイレを掃除して」など、要求があって、何か伝えようとしていることも考えられます。

猫が足を踏んできたら、何を言おうとしているのか、気にかけてあげて下さいね。

4.寒いから

女性の足元を通る猫

寒い時季はフローリングの床が冷たいので、スリッパや靴下を履かない猫の肉球は冷えているはず。歩く時も、カーペットの上など少しでも暖かい場所の方がいいと思っているかもしれません。

でも、行きたい先にカーペットなど冷たさをしのぐものが何もなかったら…。たまたまそこにいた飼い主の足の上を通っていってしまうのも仕方がないのかも。

猫が人の足を踏んだままそこから動かない時は、肉球が冷えきっててしまったのでしょう。人間の体温で温まろうと足を乗せてくるのです。

また、飼い主が立っていたら、足しか乗るところがないので仕方なく踏んでいるのかもしれませんね。座っていたり、横になっていたら、膝やお腹の上を狙ってくることでしょう。猫にとっては室温が低すぎる可能性があります。風邪をひかないように、寒さ対策をしてあげて下さいね。

まとめ

足を踏んで見上げる猫

猫に足を踏まれた!どうやら、わざとらしい…。足を踏むなんて、嫌われているのでしょうか。いえいえ、その逆です。気を許している相手でなければ、体に触れてくることはないでしょう。信頼しているから、足を踏むのです。

重いなあと感じることがあっても、その重みは幸せな重さですね。飼い主に訴えたいことがあって足を踏む時は、猫の気持ちに応えてあげて下さいね。

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