1.シャム猫
「ポイントカラー」と聞いてまず思い浮かぶのが、「シャム猫(サイアミーズ)」かもしれません。鼻先や耳、足先などが他のところに比べて色が濃くなっている姿が、イメージできるでしょう。
シャム猫は4つのポイントカラーがあり、濃いポイントカラーから薄めのポイントカラーまでバラエティ豊富です。ルーツは約700年ほど前のタイ王国といわれていて、「由緒ある家系しか飼えない」という猫種だったようです。
性格は活発でイタズラ好き。甘えん坊も多いようですが、気難しい面もあり扱いに困ることもあるようです。よくしゃべる猫としても知られているので、賑やかさが好きな人には向いているかもしれません。
2.バリニーズ
バリニーズは、シャム猫の長毛バージョンです。シャム猫と同じく、4つのポイントカラーがあります。
性格は人懐こく、とても甘えん坊ですが、やはり元々がシャム猫のため気難しくわがままな一面も持っています。
バリニーズのルーツは明確にはなっていないよう。自然発生的に誕生したという説と、異種交配の結果で誕生したという説の2パターンが存在するといわれています。
3.カラーポイントショートヘア
シャム猫とアメリカンショートヘアなどとの交配により生み出された猫種が、「カラーポイントショートヘア」です。ポイントカラーの種類は16種類もあるそう。カラーポイントシートヘアの長毛バージョンも存在し、「ジャバニーズ」という名前が付けられているということです。
性格は人懐こくて賢く、神経質な部分があります。また、自分に注目を集めるのが好きなようですので、飼い主さんがテレビやスマホなどに夢中になっていると、邪魔猫になりやすいかもしれません。
4.ヒマラヤン
ペルシャとシャム猫が交配され生まれたのが、「ヒマラヤン」です。猫種というより、ペルシャの種類のひとつとされているのだとか。ポイントカラーはコゲ茶のシールポイントやクリーム、チョコレート、ブルーなどがあります。
性格はおっとりのんびりしており、攻撃性がなく優しいといわれているよう。活動量が多くないため、肥満には注意した方がよいでしょう。
顔の形はペチャんこの「エクストリームフェイス」と鼻ペチャではない「ドールフェイス」の2タイプあります。アメリカには前者が多く、日本には後者が多いといわれています。
5.バーマン
バーマンのポイントカラーは多数存在し、ポイントだけでなく足先が白くなるまるでソックスを履いたような毛色もあります。前足は「ミトン」と呼ばれ、後ろ足は「レース」と呼ばれています。
バーマンのルーツはミャンマーにあり、フランスに持ち替えられた猫が交配され、誕生した猫種のようです。
性格は甘えん坊で、「ストーカー猫」になりがちだとか。社交的なので他の猫などとも上手に関係作りができるそうです。
まとめ
今日のねこちゃんより:次元♂ / 1歳 / シャム / 6kg
独特の雰囲気を持つと思われるポイントカラーの猫。人懐こく、飼いやすい猫が多いので、人気があるのもうなずけます。