『猫カフェ』で守るべきマナーとルール3つ

『猫カフェ』で守るべきマナーとルール3つ

あなたは「猫カフェ」に行ったことがありますか?猫がスタッフとして働くカフェや、保護した猫を譲渡するカフェもありますよね。ですがどんな猫カフェにもルールがあります。マナーを守って猫もあなたもお互いが気持ち良く過ごせるよう、重要なポイントとなることをご紹介したいと思います。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.靴下は必須

靴下

猫への感染症の予防から手洗いや消毒を求められるのが猫カフェですが、それ以外にも清潔な靴下を持参することを必須とされます。こちらも感染症予防のためなので、猫カフェへ行く道中では素足であったとしても、入店の際には必ず履くことを忘れないようにしましょう。

また店によっては靴下を販売しているところもあるようです。また女性の場合はストッキングを着用される方も多いとは思いますが、猫カフェではストッキングの上から靴下を履くのが良いとされます。

来店される方が全員猫にとって良くないウィルスを持ち込むというわけではありませんが、猫カフェには多くの猫がいるため、1匹でも感染してしまうとあっという間に広がってしまいます。猫のためですので気を悪くしないようにしましょうね。

2.撮影時にフラッシュやライトは使用しない

猫の撮影

これは猫カフェの猫だけでなく家で飼われている猫にとっても同じ理由ですが、猫の目は暗闇でも辺りを見る事ができるため部屋の照明などでも眩しいくらいなのです。そのため、瞬間的とはいえカメラのフラッシュなどは、猫にとって強すぎる光です。

もしフラッシュの光を猫が直視してしまった場合、網膜に障害を負ってしまったり、痙攣発作を起こしてしまう危険性があるようです。

獣医師の見解では、1度きりのフラッシュでは失明までいかないようなのですが、それでも体調に異常をきたしてしまうことは充分にあり得ます。猫を撮影する前にはフラッシュ機能がオフになっていることをしっかりと確認しましょう。

3.香水はつけて行かない

香水

猫カフェに行く時に、香水をつけるのは厳禁です。猫にとって香水の匂いはストレスになってしまいますし、アロマオイルは猫にとって中毒症状を引き起こしてしまう危険のあるものです。

人間の肝臓には「グルクロン酸抱合」というものがあり、そのおかげで解毒することができますが、猫の肝臓にはそれがないためアロマオイルなど解毒ができないのです。

また香りの強い柔軟剤を使った服も着て行かないようにするのが良いでしょう。猫もあなたも気持ち良く過ごせるよう配慮するのが一番ですね。

まとめ

猫カフェ

猫カフェでのルールやマナーはたくさんありますが、どれも「猫を守るための店側からのお願い」です。猫たちにストレスを与えてはいけませんので、これらはきちんと守るようにしましょう。

また、店によっては独自のルールを設けているところもあります。そのため、初めて行く猫カフェについては、事前にお店の公式サイト等で情報を集めておくことをおすすめします。

猫カフェの基本的なマナーや店側で設けたルールを順守して、猫もお客さんにとっても素敵な時間を過ごせるようにしたいですね。

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