猫が『苦痛』を感じる飼い主の仕草・行動6つ

猫が『苦痛』を感じる飼い主の仕草・行動6つ

私達が何気なくしている行動の中には、猫にとって苦痛なものがあります。今回は、猫が飼い主に対して密かに(やめてほしい…)と思っている仕草や行動を紹介いたします。

猫が苦痛を感じること

警戒する猫

猫と人間は、習性や身体能力が異なります。私達にとってはそれほど苦にならないことが、猫には不快になるものがいくつかあるのです。

ここでは、猫にとって苦痛になる人の仕草や行動を6つ紹介いたします。

1.大きな音を立てる

猫は聴覚が優れているので、音には敏感です。特に突発的な物音に驚きます。反応が面白いからと、故意に大きな音を立てるのはやめましょう。

頻繁にやってしまうと信頼関係が崩れてしまいます。

2.大声で話しかける

物音と同様に、大きな声も驚いてしまいます。猫は嫌な体験ほどしっかりと覚えるので、嫌がることをすれば確実に嫌われてしまいます。

そしてもう1つ。低い声も苦手です。これは威嚇の声に似ていることが原因になります。低くて大きな声を出す人は本能的に避けるようになるでしょう。

3.たばこを吸う

猫は嗅覚も優れています。人間の非喫煙者でも不快に思うたばこのにおいは、猫にとっては苦痛以外の何者でもありません。そして何よりも、副流煙によって悪影響を及ぼします。

喫煙者がいる家庭の猫とそうではない猫を比較すると、悪性リンパ腫の発症リスクが高くなります。

4.香りの強い香水や芳香剤の使用

猫は聴覚や嗅覚が優れている一方で、通常の視力に関しては人間の10分の1程度しかありません。猫の生活には、音とにおいによる情報が欠かせないのです。

香りの強い香水や芳香剤は、大切な情報を遮断してしまいます。さらに鼻が利くということは、香りもより1層キツくなります。

5.しつこく構う

猫はしつこくされることを嫌います。抱っこを強要したり、いつまでも撫で続けると不機嫌になります。

6.慌ただしい人

常に時間に追われ、バタバタと動き回る人がいますよね。慌てているので動作も大きくなってしまいます。

人間は猫よりもはるかに大きい存在なので、このような行動が恐怖心へとつなげてしまうのです。

猫を不快にしない生活とは?

寛ぐ猫

猫が安心して暮らせるように心がけてほしいことを紹介いたします。

  • 物音や声量に気をつける
  • 落ち着いて行動する
  • 香りの強いものは使用しない
  • 猫の生活拠点は禁煙にする

その他、愛猫が苦手意識を持っている行動は控えるようにしてください。

まとめ

イカ耳の猫

猫が苦痛を感じることを6つ紹介いたしました。主に音に関することが多かったですね。苦手な音がする環境は安全とは思えなくなってしまうので、気をつけてあげましょう。

最後に香りとの関連で、1つ補足があります。直接的に苦痛を与えるものではないものの、アロマの使用にも注意が必要です。

猫の肝臓では精油の成分を分解することができません。安全性が担保されていないので、猫がいるご家庭では控えたほうが安心です。

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