1.ごはんやおやつが欲しい
決まった時間に猫がごはんを食べていても、お腹が空いてしまったり、大好きなおやつが食べたかったりすることもあります。
「ごはんの時間まではちょっと早いけど食べたい」「今日はウェットフードが食べたい」「おやつは多めにほしい」など、猫が飼い主さんを見つめて訴えているかもしれません。
また、飼い主さんがキッチンやキャットフードを保管している場所に移動したとき、何かもらえると期待して後をついて行ったり、わくわくして待っている猫もいます。
猫が望む通りに与えてしまうと、肥満になったり栄養が偏ったりしてしまいます。
ごはんやおやつや与えすぎないようにし、何かのごほうびなど上手に活用したいですよね。
2.遊んでほしい
猫は人間と比べると1日の睡眠時間がとても長く、12~16時間も寝ています。
しかし、猫は元々狩りをする生き物なので、運動不足はストレスに感じてしまいます。
飼い主さんが出かけている間は寝て過ごすことが多いですが、退屈と感じている場合もあります。
そのため、(飼い主さんが帰って来たらたくさん遊んでほしい)と思っている猫も多いでしょう。
とはいえ猫は持久力があまりないので、「1回10分程度の遊びを1日に数回」で満足してくれます。
遊ぶときはおもちゃを使ってあそびましょう。
毎日同じおもちゃだと猫が飽きてしまうので、複数のおもちゃをローテーションして使うのがおすすめです。
また「もっと楽しいおもちゃを持ってきてくれないかな」と期待している猫もいます。
3.きれいで使いやすい猫トイレにしてほしい
猫はきれい好きなので、使った後に片付けられていない猫トイレや、汚れてにおいがする猫砂の入った猫トイレを使いたがりません。
そのような場合、猫トイレ以外の場所でしかたなく粗相をしてしまうことも。
このうようなときは、猫は飼い主さんに「こまめにトイレを掃除をしてほしい」と望んでいます。
また、猫によっては猫トイレの形や大きさ、設置場所、猫砂の種類などにこだわりがあります。
猫トイレの縁に立って使う、猫トイレから飛び出すなど、変わった行動が実は猫トイレを気に入っていないことを表している可能性があるのです。
4.普段行くことができない場所に行きたい
猫は好奇心旺盛な生き物です。
普段入れない部屋や、乗ってはいけないと言われている場所に「いつか行きたい!」と思っています。
飼い主さんの行動を観察して「今日は行くのを許してもらえるかな」とタイミングを計っているのかもしれません。
まとめ
おやつのおねだり、いつも行かれない場所に行きたいなど、猫が飼い主さんに密かに望んでいることがあります。
アピールしても簡単に叶わないこともありますが、猫は「今日はしてもらえるかもしれない」と健気に待っていたり、こっそり実行に移すタイミングを計っていたりします。
愛猫が密かに望んでいることがないか、観察してみましょう。