1.お世話が長すぎる時に「ウニャン!」
低めのトーン、はっきりした発音でこちらを向きながらウニャンと鳴きます。
もう嫌だと思っていることを表明するために、低い声で鳴くのでしょう。
例えば、ブラッシングが長すぎる時、保定しながら爪切りを行う時、シャンプーをする時、投薬をしている時などに聞く事が多いようです。
時間が長くかかってしまうと、猫から抗議の鳴き声としてウニャンと低めに発せられます。
鳴くと同時に猫パンチやケリケリも行ってきますので、注意が必要です。
2.トイレをした後に「ニャー!」
トイレをした後にも、いつもより少しだけ低く通る声でニャーと言います。
すぐに私たち人間にトイレを綺麗にして欲しいのでしょう。「終わったよー」と言っているような鳴き方です。
思わず、わかりましたよと受け応えをしてしまいますよね。
一緒に長く暮らしていると、素直に自分の要求を表現してくれるようになる猫たちです。
3.無理をすると「ウーっ!」
病院へ行くと分かった途端に、ウーっと低く唸るでしょう。
キャリーバッグは、病院へ行く時にしか使いません。
そのため、キャリーバッグが見えると、印象の悪い病院を察知するのです。
家の中を逃げたり、高いところや隅っこに入ってしまい、出てこないこともしばしばです。
やはり猫に限らず、痛いことをされるかもしれない病院は嫌ですよね。
4.待ってました!「ぐるるるるる!」
期待していた通りの事があると、低めの声にならない声を出して喜びます。
ご飯の準備をしていたり、遊ぶためのおもちゃを出していると、ジャンプをして飛んでくることがあります。
その時の声は、喉の奥の方で低めに「ぐるるるるる」と相槌を打つことが多いです。
猫と人間の「阿吽の呼吸」のような雰囲気でしょうか。
猫がリラックスしていないと聞くことのできない声でもあります。
まとめ
猫が『低い声』を出すのはどんな時?4つのシーンとその気持ちについてお伝えいたしました。
多彩な声の一つは、低めの声であると分かりますよね。
猫の低い声は、はっきりとした意思表示をしたい場合に聞く事ができるようです。
猫が低めに鳴いている時は、いつもより早めに対応して猫の要求を通してあげましょう!