猫は鼻で温度がわかるって本当?猫の『体温調節』にまつわる豆知識5つ

猫は鼻で温度がわかるって本当?猫の『体温調節』にまつわる豆知識5つ

人間は寒かったり暑かったりすれば、服や汗などで体温調節ができます。四六時中毛皮を着ている猫は、どのように行なっているのでしょうか?猫の体温調節豆知識5つ、大公開で〜す!!

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1.猫は温度を「鼻」で感じている

鋭い目の猫

猫の鼻は人間のよりもはるかに優秀で、「匂い」はもちろん「温度」までも感じられます。しかも少しの温度変化もわかるんですよぉ〜!

人はあまり鼻で温度を測らないためピンとこないかもしれませんが、手をかざしてある程度の温度を感じるのと、同じ感覚でしょう。それのより精密版、みたいなイメージです。

まだ目の空いていない子猫が母猫の母乳を吸えるのは、この鼻の温度センサーがあるからのようです。うまくできてますね!

ただ鼻以外の部分は鈍くできているようで、ストーブに当たっていて被毛がコゲていても気が付かない、という特徴も持ち合わせています。冬場は愛猫がコゲないように、注意してあげてください。

2.呼吸で体温調節

上を見る猫

ご存知のように、人は全身に汗をかいて体温調節していますが、猫は鼻と肉球にしか汗をかけません。人のように汗で調節しようとしても、かなりムリがあるのです。

もしムリやり行えば、鼻と肉球から滝のように汗をかくという悲惨な状態になってしまいます。(家の中が洪水や!)

そこで猫は、「呼吸」を使って体温調節しています。暑いときは肺の中にある水分で体温を下げ、そのとき温まった水分が呼吸と一緒に鼻に上がってきます。そこで外の気温に触れて水が冷えるというシステムです。

ものすごい暑いときはあまり効率的とはいえないため、熱中症には注意しなければいけません。

3.お腹を開いて調節?

猫の開き

また暑いときの話になってしまいますが、夏はお腹をパッカリ開いた「猫の開き」が旬を迎えます。どうしてあのような無防備な格好をするかというと、「熱を逃がしているから」です。一見コミカルに見える仕草ですが、何も猫は笑いをとりたくてやっているのではありません。

暑いから開きになっているのです。お腹やももの付け根は、太い血管が通っています。暑いときの猫の体内では、血液が体の表面に移動するのだとか。太い血管がある部分を解放すると、血液から熱が出ていきやすくなります。

決してふざけて開きになっているわけではないので、絶対笑わないであげてください。ぷぷっ!

4.奇網がある

スリスリする猫

猫の脳には、人にはない「奇網」という器官があります。解剖学上は「怪網」と呼ばれている部分です。

この奇網は、内頚(ないけい)動脈が網目状になったもの。ここを流れる温かい血液が、静脈洞(血液が心臓に戻るときに最後に通る場所)の冷たい血液で冷やされて、体温を調節するのです。

温かい血液を冷やすための冷たい血液は、呼吸によって冷やされたものなのだとか。このシステムがあるために、猫は汗をかかなくても体温調節ができるのです!

5.最終手段は「パンディング」と「シバリング」!!

猫の鼻

呼吸でも開きでも奇網でも体温が下がらないときは、最終手段として「パンティング」を使います。パンディングとは犬のように口を開け、舌を出してハァハァと呼吸すること。かなり暑さを感じていますので、すぐに涼しくしてあげてください。

逆に寒さを感じると、飼い主さんにくっついたり、日向ぼっこをしたり、ガタガタと震える「シバリング」をして体温上げます。

ただシバリングには限界があるため、あまりに寒すぎると体温があがらず、あえなく…という悲劇になってしまうでしょう。

まとめ

リラックスしている白猫

猫は、さまざまな方法で体温調節を行なっています。自分で適温が保てる場所を探しますが、飼い主さんも室温には注意してあげましょう。

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