猫が孤独を感じる時に見せる行為とは?
猫の性格はさまざまです。
いつもひとりでいたがる自立した猫もいれば、何才になっても飼い主さんに甘えたがる寂しがり屋の猫もいます。
後者のような性格をしている猫の場合、ひとりぼっちになって孤独を感じてしまうと、ストレスによりさまざまな行動をとる可能性もあるのです。
なかにはリスクのある危険な行動をとってしまう場合もあるため、注意が必要です。
そこで今回は、猫が孤独を感じている時に見せることが多い危険な行為について解説をしてまいります。
1.いたずらをする
猫は寂しさを感じている時に、わざといたずらをして飼い主さんの気を引くことがあります。
飼い主さんの前に立ちはだかったり、軽く猫パンチなどをする…といった可愛らしいいたずらをする猫もいます。
しかし、そうではない危険ないたずらをする猫もいるため注意が必要です。
高いところに置いてある物をわざと落とす、飼い主さんの物を壊す…といった行為に走って気を引こうとする猫も。
このような行為が原因で怪我に繋がることもあります。
日頃から猫に触れられたくない物や、壊れたら危ない物は厳重に保管するなどの対策をとりましょう。
2.飼い主さんの後を追いかける
寂しさを紛らわすために、常に飼い主さんの後を追いかけようとする場合も注意が必要です。
一見とても可愛らしい行動のように思えますが、その猫にとって飼い主さんが24時間常にそばにいる事が当たり前になってしまうのは危険です。
そのような状態だと、留守番中や飼い主さんが別の部屋にいる時に、寂しさでストレスを抱えてしまう場合も。
エスカレートしてしまうと、飼い主さんが愛猫の目の前からいなくなっただけで鳴き続けたり、体調不良などを起こすケースもあるため、甘えさせすぎるのも要注意なのです。
3.家出しようとする
寂しい気持ちが拭えないままいじけてしまい、家出をしてしまう猫もなかにはいます。
「どうせこの家にいても寂しいからもういたくない」「外の世界のほうが楽しそう」といった気持ちから家出をしたくなるのかもしれません。
一度家出をしてしまうと、交通事故や野良猫とのトラブル、ご近所に迷惑をかける等のトラブルが発生する場合もあるため注意しなくてはいけません。
猫が勝手に家出をしないように、日頃から玄関の施錠は徹底したり、窓の開けっぱなしなどをやめるようにしましょう。
まとめ
猫は孤独を感じると、その反動で飼い主さんが思ってもいないような危ない行為に走ってしまう可能性もあります。
日頃から安全な環境を整えてあげたり、甘えすぎている場合は自立できるように手助けしてあげるのが大切といえるでしょう。