猫を迎えたいと思ったら…
(猫と暮らしたい!)と思ったら、まずは猫との出会いの場を探さなければなりませんね。
ということで、猫に出会える場所をいくつか挙げてみます。
保護猫カフェ
保護猫カフェには次のような特徴があります。
- 猫カフェなので気軽に入りやすい
- 実際に遊びながら相性を確かめられる
- 保護した経緯や性格などが詳しく聞ける
- トライアルがあるので安心
譲渡会に参加する
譲渡会に参加するという方法もあります。
次のような特徴を理解しておきましょう。
- 猫の性格や特徴を丁寧に教えてくれる
- 参加しやすい場所が見つかりやすい
- 抱っこしてみることができる
- その場で遊ぶことはできない
- トライアルがあるので安心
保健所に行く
最近では殺処分をしない場所も増えていますが、差し迫った猫がまだまだいるのが現状です。
次のような特徴を覚えておきましょう。
- 譲渡条件が比較的緩い(単身者にはおすすめ)
- 直接迎えに行ける
- トライアルを儲けている場所もある
- 期限付きとなると心が痛むことがある
システムは各保健所によって異なります。詳細については直接お問い合わせください。
友人・知人に聞いてみる
猫の里親探しをしている人がいないか、周囲の人に尋ねてみるのも良いでしょう。
親しい間柄ならスムーズに話がまとまることも多いので、保護猫施設を訪れる前に聞いてみてください。
ただし、トラブルを避けるために次のような確認を取りましょう。
- どこで引渡しをするか
- 持病の有無
- これまでかかった費用の支払いについて
全てにおいて明確なルールがないので、よく話し合うことが大切です。
ペットショップやブリーダーを通して
生体販売という意味ではあまりおすすめはできませんが、ペットショップやブリーダーを通して迎える方法もあります。
猫自体が初めてという方は、お店の猫のほうが、過去のトラウマやお腹の虫トラブルが少ないので育てやすい、という利点があります。
猫の飼育方法・その猫種ならではの特徴・かかりやすい病気などを教えてもらいましょう。
猫と暮らす心構え・準備すること
気持ちのうえで方針が決まったら、具体的な準備が必要です。
ここからは生活に必要なものや、猫と暮らす心構えを5つ紹介いたします。
1.絶対に必要な生活用品
- 食器(ご飯用水飲み用)
- トイレ(最低でも猫の頭数+1個)
- キャリーケース
- ケージ(家に慣れるまでの間の安全基地として)
- おもちゃ
- 寝具
- ブラシ爪切り爪とぎ
2.絶対に必要な消耗品
- キャットフード(総合栄養食)
- 猫砂
- 掃除用具(粘着ローラー、クイックルワイパー)
3.あれば便利なグッズ
- キャットタワー
- ドアストッパー
- おやつ
4.心構え
猫を家族に迎える際は、次のようなことを理解してあげましょう。
- 同じ猫種でも性格が違う
- 体が大きくなる子もいる
- 好奇心旺盛でイタズラをすることがある
- 体調不良を隠してしまうことが多い
- 犬や人間の幼児のように甘える子もいる
- 平均寿命が約16歳であること
キャットフードの改良や、医学の進歩によって猫も長生きする時代になりました。
長い付き合いになる分、ずっと一緒にいられるように環境を整えなければなりません。
ひとりの家族として大切に育てましょう。
5.何かとお金がかかること
猫は人間のように学校に通ったり、習い事をするわけではありません。それでも何かとお金がかかります。
万が一重い病気にかかれば、治療費が高額になることも珍しくありません。
愛猫のために、今欲しいものを我慢しなければならないことがあることを覚悟しておきましょう。
必要に応じてペット保険の加入を検討してみてください。
まとめ
猫は心を癒してくれる存在ですが、生き物なので飼い主さんがお世話をしなければ死んでしまいます。
「最期の瞬間まで心を込めて一緒にいる」ということを必ず守ってください。
万が一の場合も、責任を持って新しい家族を見つけてあげましょう。
正直、猫との運命の出会いは突然やってくるものなので、必ずしも「どこで」と限定したくはありません。
それでも意図的に出会いを求めている場合は、里親になることを積極的に検討してほしいと願います。
初めて猫をお迎えする際は、事前によく猫の習性について調べておきましょう。
保護猫カフェや保護施設から迎える場合は、スタッフさんが必要なものなどを教えてくださいます。分からないことがあれば、遠慮せずに聞いてください。
猫と迎える幸せな新生活を応援しております。