1.動物病院に連れて行かれた
動物病院が苦手、という猫も多いですよね。
飼い主さんに優しく話しかけられながら捕まり、キャリーに入れられた途端に「騙された!何するんだ!」と抗議の声を上げ始めることがあります。
お出かけが好きな猫はどこに行くのかワクワクしていたら、動物病院に到着して怒ってしまうことも。
特に、動物病院から帰ってきてキャリーから出たときに、飼い主さんに対して「騙したな!」と全力で警戒してくることが少なくないのではないでしょうか。
我が家の猫も、動物病院から帰ると一目散に机の下に隠れて警戒してきます。
2.シャンプーをされた
飼い主さんに抱っこされてうれしい気分でいたのに、連れて行かれたのはお風呂場。
気が付けば体を濡らされてシャンプーが始まってしまったら、「こんなの聞いてない!」と猫は訴えたいかもしれませんね。
シャンプーやドライヤーが終わって開放されても、しばらくは飼い主さんを警戒してしまうこともあります。
シャンプーの最中や終わった後にたくさんほめてあげたり、ごほうびのおやつをあげたりすることで、(シャンプーすれば良いことがある♪)と思わせると良いかもしれません。
3.薬を飲まされた
病気の治療などの理由で、薬の服用が必要な場合があります。
猫によっては薬を飲まされても平気な場合もありますが、苦手な猫は嫌がってしまうため、逃げないように保定して口を開けて飲ませる必要があります。
薬を飲み、開放されると、何か騙されたような怒ったような態度になってしまう猫もいるのです。
また、おやつなど食べ物に薬を混ぜて飲まされていることに猫が気がついた場合も、「今度は騙されないからニャーッ!」となかなか口にしてくれないこともあります。
4.おやつに似た物を見せられた
おやつの袋の「ガサガサッ」という音に鋭く反応する猫も多いですよね。
似たようなガサガサという袋の音が聞こえたり、猫のおやつのパッケージに似たものを飼い主さんが持っているのに何も貰えないと、猫は騙されたと思うかもしれません。
猫は缶詰を開ける音に敏感だったり、おやつのパッケージに似た形のものにも素早く反応したりします。
でもあまりにもそうなってしまうと、猫の前ではそういったものはうかつに触れなくなってしまいそうですね。
まとめ
動物病院に行ったときや、シャンプーをされたとき、薬を飲まされたときなどの猫は「騙された」という表情で飼い主さんを見ることがあります。
猫のためにしたことでも、猫にとっては嫌なことなので仕方ありません。
また、飼い主さんが持っていた物が、たまたま猫の食べ物のパッケージなどに似ていて「食べられると思ったのに食べられなかった」と猫が寂しそうになってしまうこともあります。
愛猫はどのようなことに「騙された」と思っているのか、どのような反応をしているのかを観察してみてはいかがでしょう。