1.噛む
愛猫に噛まれたら、ショックを感じます。「もしかして、嫌われてる…?」なんて思ってしまいそうですが、それは勘違いです!甘噛みの場合は甘えています。
愛情表現の方法が噛む、という猫がいるのです。愛猫のクセを知ってあげてください。ただ猫の口の中には人に害を及ぼす菌がいるため、噛まれた後は洗うようにしましょう。
また、猫が本気噛みをする場合は、何かストレスを感じている可能性があります。しつこく触るなど嫌がることをしていないか、確認してみてください。
2.頭突き
コツンと頭を飼い主さんにぶつけて、甘える場合もあります。猫の頭付近にはフェロモンの分泌腺があるため、そこをこすり付けることで「自分のものにゃ!」と匂い付けしているのかもしれません。
頭突きをすると、それだけ飼い主さんが気が付く可能性も高いです。ゆるくスリスリされても、何かに夢中になっていたらスルーしてしまうかもしれませんが、コツンとくればさすがに分かります。ですから、どうしても飼い主さんに意識を向けてほしくて、頭突きという方法を選んでいるとも考えられます。
それで声をかけてもらったりナデナデしたりしてもらえれば本望です。そこまでして甘えたい猫、けなげです。
3.物を持参する
意外にも、甘えたいときに物を持参することがあります。たとえば虫を捕まえ、飼い主さんのそばに持ってくるのです。これを喜ぶ人は少ないでしょう。
猫は「こんなの捕れたよ!」と褒めて欲しいのです。飼い主さんのことを母猫代わりと思っているため、捕まえた獲物を見せて「よくできたね!」と言って欲しいのでしょう。こんなときは思い切り、褒めてあげてください。
きっと誇らしげな顔を見せてくれるでしょう。持参してくれた虫は、愛猫に分からないようそっと処分してください。
4.舐める
猫が自分以外を舐めるのは、家族や仲間など身内と認めているときです。飼い主さんが撫でたときに舐めてくるようなら、お返しをしてくれているのでしょう。深い信頼関係があることは間違いありません。
舐めて構ってほしい気持ちを伝えていることもあります。たくさん撫でるなどして、心を満たしてあげてください。
ほほえましいスキンシップの時間ですが、気をつけたい点があります。猫の口の中にはたくさんの菌がいて、人に害を及ぼすものもあるのです。それがキズ口や飼い主さんの口などから感染すると、病気にかかる可能性があります。
愛猫に口を舐められないようにしたり、キズ口に猫の唾液が入らないようにしたりして気をつけましょう。舐められた後は洗うことも感染予防になります。
5.お腹全開にする
もふもふのお腹を全開にして、これでもか!とばかりに見せつけてくることがあります。お腹を撫でて欲しいのか、それとも顔を埋めて欲しいのかと思ってしまいますが、これも甘えている仕草の一つです。
「遊んで!」もしくは「構って!」と言っています。このときお腹を撫でると、怒られる場合が。飼い主さんからすると「なんで?」と思いますが、お腹を見せていても撫でて欲しいわけではない、というややこしさがあるのです。
もちろん喜ぶ猫もいるのですが、大抵の場合は嫌がられるので、無難に頭や頬などを撫でましょう。
まとめ
今日のねこちゃんより:Ganko♀ / 5歳 / タイ猫 / 7kg
猫の甘える仕草や行動は、かわいいものばかりです。もし全てを駆使されたら、参ってしまう飼い主さん続出でしょう。
ハイジャンプや俊敏な動きで、ものすごい身体能力を見せつけたかと思えば外見はあれほどまでに甘く、仕草や行動までかわいい…。そのギャップがたまりません。こんな最高な生き物が、この世の中に存在していてよいものなのでしょうか?