猫の寝相を見れば気持ちが分かる!?
猫が眠っている姿はどんなポーズも可愛らしいですが、実は猫の寝相にはあらゆる心理が隠されていることをご存知でしょうか。
今回は、猫の寝相によって分かるさまざまな気持ちについて紹介してまいります。
猫を飼っている人は、愛猫の寝相を見れば、猫の知られざる気持ちが分かってくるかもしれませんよ!?
1.お腹を見せて仰向けに寝ている
お腹を見せて仰向けに眠るポーズ、通称「へそ天」と呼ばれる寝相は、猫が安心しきっている時に見せることが多いです。
仰向けの格好は猫にとって「無防備なポーズ」ともいえます。仰向けだと、敵に襲われた場合すぐに起き上がって警戒することができません。
また、猫にとって腹部はあまり天敵には見せたくない弱点でもあるのです。
しかし、そんな無防備な寝相を見せるということは「天敵は周りにいない」と思って安心しているサインといえるでしょう。
2.香箱座りで寝ている
香箱座りとは、背中を小さく丸めて前足を隠すように座っているポーズを指します。
この香箱座りも猫がリラックスしている時に見せることが多く、香箱座りのまま眠る猫も多いです。
猫にとって前足は攻撃を仕掛ける際に重要な部位です。
その前足を隠しているということは、攻撃する必要はないと思っており、かなり安心しきっているといえるでしょう。
反対に、前足を隠さずに前に出した状態で座って眠る場合は緊張している可能性も考えられます。
このような場合は、あまり猫を刺激せず、そっとしておくのが好ましいです。
3.顔を前足で隠しながら寝ている
前足を隠すわけでもなく、ただ出したままにするわけでもなく、顔を覆い隠すようにしている場合は、眩しさを感じている可能性が考えられます。
人間も寝ている時に眩しいと感じたら、無意識のうちに顔を隠したり目を覆うことがありますよね。
それと全く同じで猫も眩しいと感じて顔を隠すことがあるのです。
猫によって差はありますが、猫は元々夜行性の生き物であり、暗くて光があまり差し込まない狭い場所などを好む傾向にあります。
そのため、あまりにも明るい場所で眠ってしまうと眩しさを感じやすいのでしょう。
愛猫が顔を隠して眠っている場合は、部屋の照明を暗くしてあげたり、カーテンを閉めて陽の光があまり入ってこないようにしてあげるのもおすすめです。
まとめ
猫の寝相を見れば、安心しているのか、緊張しているのか、それとも他に何か別のことを感じているのか、ある程度の予測はつきやすいといえます。
愛猫が眠っているときは、ぜひ寝相にも着目し、安心して眠れるように配慮してあげてみてはいかがでしょうか。