猫が寝てる時に『ピクピク』するのはなぜ?4つのワケ

猫が寝てる時に『ピクピク』するのはなぜ?4つのワケ

猫がぐっすり眠っていると思ったら突然、体をピクピク震わせることがあります。理由を知らないとビックリしてしまうのではないでしょうか?なぜ寝ているときにピクピクするのか、そのワケを探ってみました。

1.夢を見ている

ソファで寝る猫

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類があるとご存知の方は多いでしょう。これは人も猫も同じです。ただそれぞれの時間やサイクルに関しては異なっています。

レム睡眠はノンレム睡眠に比べ浅い眠りで、このときに人も猫も夢を見ます。その内容に応じて猫がピクピクする場合があるのです。

猫の見る夢はケンカや狩り、遊びなどが考えられます。ピクピクと動くだけでなく、寝言を言うこともあるのです。飼い主さんにご飯のおねだりでもしているのかもしれません。

2.何かに反応している

熟睡猫

猫がまどろんでいるときや浅いレム睡眠のときに、周囲の音や気配などに反応してピクピクと動くことがあります。目を閉じていても、ヒゲや耳で空気の動きや小さな物音を感じ取れるからです。

「はっ!何か来たにゃん」と思って体が反応しているのでしょう。場合によってはそのまま、目を覚ますかもしれません。

愛猫が寝ている間にピクピクしていても、夢を見ていたり何かに反応していたりするのが原因であれば、何の心配もいりません。そっとしておいて、可愛らしい様子を楽しませてもらってください。

3.てんかん

床に寝る猫

心配な睡眠時のピクピクの原因として「てんかん」が挙げられます。突然全身をピーンと伸ばし、けいれんが始まります。体の一部分だけがピクピクする場合も。

初めて目撃したときは、ビックリするでしょう。「愛猫が死んでしまう!」と思うかもしれません。しかし、たった一度のけいれんで亡くなる可能性は低いので、安心してください。

愛猫の周りに危険があればそれを排除した上で、可能であれば発作の様子を動画に収めておきましょう。動物病院受診の際、診断の助けになります。

もし愛猫が睡眠中激しくピクピク動くようなら、早めに獣医師の診察を受けてください。

4.その他の病気

ぐっすり寝る子猫

前項のてんかん以外でも、ピクピクとけいれんする病気があります。必ずしも睡眠中に起きるとは限らないのですが、お伝えしておきます。考えられるのが、「中毒」や「脳炎」「脳腫瘍」「水頭症」です。

通常のけいれんは5分以下で収まり、その後はケロッとしているか多少の疲れが見られます。その場合は緊急で受診する必要はないものの、なるべく早めに行きましょう。

けいれんが5分以上続くときや1日2回以上起きるときはすぐに動物病院へ!緊急時に対応できるよう、深夜や休日でも診察してくれる病院を見つけておくと安心です。

まとめ

まろくん

愛猫が寝ているときにピクピクするのは、病気が関係していなければ何の心配もいりません。そのままそっとしておいてあげてください。

ただ体の異常が原因の場合は動物病院の受診が必要です。愛猫のためにも、早めに対処していきましょう。

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