求めているお世話はオス・メスで違う!!
猫の行動は皆同じようなものだと思っていませんか?
実は、オス猫とメス猫で違いがあるのです!もちろん個体差はありますが、それぞれ平均的な特徴があります。
ということは、心から求めているお世話の内容にも違いがありそうですね。
今回は、オス猫・メス猫別に満足してもらえるお世話のポイントを5つ紹介いたします。
1.オス猫はアピールに応えてあげて
オス猫は基本、甘えっ子です。
ニャーニャー鳴いて甘えたり、膝や背中に飛び乗ってアピールしてくる猫もいるでしょう。
時間があるときはできるだけ気持ちに応えてあげてください。忙しいときは声をかけてあげると喜びます。
2.メス猫は優しく撫でて♡ブラッシングも◎
メス猫は子育てをしなければならない関係で、たくましい性格に育つ場合が多いようです。だから甘え方も控えめです。
それでも甘えたい時はあります。
猫のほうから接近してきたら、優しく撫でてあげましょう。
メスは健康管理にも気を配る猫が多いので、撫でながら毛並みを整えてあげると喜びます。
ブラッシングが好きな猫であれば、スキンシップの一環としてグルーミングのお手伝いをしてあげましょう。
途中で耳を後ろに倒したり、黒目が大きくなったら「もういいよ」のサインです。すぐに解放してあげてください。
3.オス猫は爪とぎが好き
身なりを綺麗にするのが好きなメス猫に対して、オス猫はバリバリと豪快に爪をとぐことを好みます。これは縄張りの主張です。
オス猫は縄張り意識が強く、メス猫よりも広い範囲の縄張りを持ちたがります。
よって、室内でもあちこちで爪をとぎだすでしょう。
思う存分自己アピールができるように、数箇所に分けて爪とぎを置いてあげてください。
4.メス猫にはゆっくり休める場所を
メス猫は、おとなになると落ち着いた行動を取るようになります。
思いっきり遊べる環境よりも、リラックスできる環境を求めています。
キャットタワーを置いたり、安全に入れる狭い場所を作ってあげてください。
5.オス猫はダイナミックに遊ぼう
オス猫は筋肉量が多いので、体を動かすことを求めています。
例えば釣竿型のおもちゃで気を引いて、パワフルに動けるような遊びをしてあげましょう。
上下運動や縄張りの一部としても役立つため、オス猫のみの生活でもキャットタワーが役立ちます。
愛猫の個性を大切に
ここで紹介したポイントは、あくまでも平均的なお話です。冒頭でもお伝えしたように、個体差があります。
メス猫だから、オス猫だからということにとらわれず、愛猫が求めることをしてあげてください。
また、去勢・避妊手術をきっかけに変化があるかもしれません。
その時々の愛猫の気持ちを大切にしましょう。
まとめ
今回はオス猫・メス猫別に好まれやすいお世話のポイントを紹介いたしました。
いかがでしたか?「確かにうちの子もそうね!」と共感できるものはあったでしょうか。
初めて猫を迎える方もぜひ参考にしてみてください。
ただし、必ずしも愛猫にマッチするとは限りません。メス猫でも豪快に遊びたいタイプの場合は、思う存分はしゃげるように手伝ってあげてください。
この記事が、個性豊かな猫達と飼い主さんの幸せのために、少しでもお役に立てたら嬉しいです。