1.大人になったから
子猫は母猫のお乳を飲みながら、ゴロゴロと喉を鳴らし、「ちゃんと飲んでいるよ。大丈夫だよ」と伝えています。
その名残から飼い主さんに対しても、ゴロゴロと喉を鳴らし、甘えているのです。
飼い主さんを母猫のように思い、子猫の気分になっているのでしょうね。
そのため、成長し自立した猫は、ゴロゴロ言わなくなることがあります。大人になった証と言えるかもしれませんね。
2.ストレスを感じている
猫がゴロゴロ言うのは、飼い主さんに撫でられたときなど、心身共にリラックスしているときです。
ゴロゴロと言って気持ち良さそうにしていたのに、突然しなくなったときは、何らかのストレスを抱えている可能性があります。
過剰な毛繕い、食欲不振、トイレの粗相などが同時に見られたら、ストレスで精神的に不安定になっているのかもしれません。
猫は、騒音や環境の変化、家族構成の変化などにストレスを感じます。
猫が安心して過ごせる環境を整えてあげましょう。
3.撫で方が気に入らない
猫は撫でられて気持ちが良いと、ゴロゴロと喉を鳴らします。
しかし何と言っても猫は気まぐれ。撫で方が気に入らないと、ゴロゴロ言わなくなることがあります。
長時間撫で続けたり、猫が嫌がる部位を触っていませんか?
猫にとって大切な臓器が詰まったお腹は、触られたくない部位です。
顔や首周りは猫が喜ぶ部位です。力を入れず、優しく撫でてあげましょうね。
4.去勢・避妊手術をした
はっきりとした理由はわかっていませんが、去勢、避妊手術をすると、突然ゴロゴロ言わなくなることがあるようです。
手術をしたからと言って、性格が大きく変わる訳ではありません。
しかし、手術のタイミングで「ゴロゴロ言わなくなった」と感じている飼い主さんが多いのも事実です。
まとめ
いかがでしたか?
愛猫が突然ゴロゴロ言わなくなると、飼い主さんは心配になりますよね。しかし、何らかの理由があるようです。
飼い主さんは、日頃から愛猫をよく観察し、些細な変化にも気づいてあげましょうね。