猫に『依存』し過ぎると起こる3つのトラブル!いい距離感を保つコツとは?

猫に『依存』し過ぎると起こる3つのトラブル!いい距離感を保つコツとは?

嫌なことがあると、ついつい愛猫に頼っていませんか?絶対ダメなわけではありませんが、依存しすぎるとトラブルが起こる可能性があります。どのようなトラブルがあるのか、いい距離感を保つコツを紹介します

猫の分離不安症

不安げな猫

飼い主さんが愛猫に依存しすぎると、1匹になると不安を感じる「分離不安症」にしてしまう可能性があります。元々犬ではよく知られる問題でしたが、猫にも増えているのです。

猫と「ベタベタな関係」になると、飼い主さんがいるときといないときの落差が激しくなるため不安に陥ってしまいます。猫は自立した一面があるので本来なら留守番を上手にできますが、繊細なので不安も感じる動物です。飼い主が依存しすぎることで、不安を感じやすくなってしまいます。

家の外で嫌なことがあったりストレスがたまったりすると、愛猫に慰めてもらいたくなりますが過剰に頼るのはやめましょう。もちろん時には負担をかけない程度に甘えてもOKです。しかし、あまりに頼りすぎるのは愛猫の精神バランスも崩してしまう可能性があります。

愛猫は飼い主さんの持ち物ではありませんので、お互い尊重したお付き合いが大切です。

飼い主さんの猫依存症

抱っこ

外出中も愛猫のことが気になってしかたがない…。こんな場合はもしかしたら「猫依存症」かもしれません。前項で紹介した猫の「分離不安症」とは逆で、今度は飼い主さんの方が愛猫がいないと不安になってしまう状態です。

「もし愛猫が亡くなったら」と考えると気が気ではいられず、四六時中気になりいつもそばにいないと落ち着かなくなってしまいます。

社会生活にも影響が出て、友人の誘いを断るのはもちろん仕事さえもやめ社会から孤立する一方に。飼い主さんにとっても愛猫にとってもよくありません。

確かに猫は可愛いので依存したくなる気持ちもわかりますが、そればかりになると愛猫にとっても負担となってしまうことがあります。

猫以外にも関心を持ち興味があることをしたり、新たな趣味を見つけたりするとよいでしょう。

愛猫の体調不良

具合の悪そうな猫

猫はマイペースに生きたい生き物なので、四六時中飼い主さんがベタベタしてくるとストレスになってしまう可能性があります。とても繊細なので、ちょっとしたことが原因で体調を崩してしまうため十分気をつけてあげてください。

自分の行動によって大切な愛猫が体調を崩すかもしれないと思えば、制御できるはずです。

特に猫がしっぽを大きく振ったり耳が横に倒れていたりするときは嫌がっているサインなので、見逃さないようにしてあげてください。

1匹の時間を作る

自由な時間

猫は飼い主さんとの触れ合いも必要ですが、本来1匹の時間も大切にします。

依存しすぎるとそのリラックスタイムがとれずにストレスを溜めてしまう場合もあるので、猫が1匹でゆっくりしているときは邪魔しないようにしてください。

マイペースに毛づくろいをしたり外を眺めたりする時間を確保し、猫のプライベートタイムを守ってあげましょう。

要求に応えすぎない  

自立した関係

愛猫の要求になんでもかんでも応えていると、それが当たり前となってしまいます。

飼い主さんは「愛猫がかわいそう」「嫌われたくない」などの依存心から、要求に応えすぎることも。もちろん必要な要求ならば、答える必要があるでしょう。

しかし、与えているのに「もっとおやつが欲しい!」「遊べ!」など、猫の要求に応えてしまうのもベタベタな関係の原因になります。決まりを作り、それ以上は与えないようにすると、適度な距離を保てるでしょう。

まとめ

適度な距離感

猫に限った話ではありませんが、依存しすぎはトラブルの元です。愛猫といつまでもよい関係を保つため、ベタベタになるのは避けるようにしましょう。

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